巨人グリフィン 二塁踏ませず、7回零封で無傷の3勝目「岸田が本当に良いリードをしてくれた」
2025年5月17日(土)20時51分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—0中日(2025年5月17日 東京D)
巨人の来日3年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が17日の中日戦(東京D)で今季3度目の先発登板。7回3安打無失点と二塁も踏ませない快投を披露して無傷の今季3勝目をマークした。
3試合続けて昨季からの相棒・岸田との先発バッテリー。昨季のセ・リーグ最優秀防御率投手・高橋宏との投げ合いとなったが、わずか1点の援護で投げ勝った。
味方打線が2回にチーム71イニングぶり適時打となる中山の一打で1点先制するなか、グリフィンは3回まで無失点。
この時点で杉内投手チーフコーチは「ナイスボール。全体的に低めに集められているし、ていねいに投げられていると思う。この調子で1イニングでも長く投げて欲しいね」と手応えをつかんだ。
すると、その後も危なげのない投球で最後まで二塁すら踏ませず、散発3安打で7回を零封。1—0のまま迎えた7回の攻撃で1死二塁という場面に打席が回ると、代打・大城卓を出されて降板となった。わずか1点のリードを大勢、マルティネスの継投で逃げ切った。
投球内容は7回で打者24人に対して94球を投げ、3安打無失点。6三振を奪って四死球なし、直球の最速は147キロだった。
なお、中日戦は来日以来、無傷の5連勝となっている。
▼グリフィン (お立ち台で)相手先発も良かったので、接戦になるだろうというのは分かっていたので、何とか試合をしっかりつくろうと、そう思ってマウンドに上がりました。(7回無失点。打たれたヒットはわずかに3本)本当は岸田も一緒にここに上がってもらいたいぐらいです。岸田が本当に良いリードをしてくれて、うまくバッターに的を絞らせないような、そういうリードをしてくれた岸田のおかげです。