高橋藍「この悔しさ、うれしさは自分のものになる」 ACL3位決定戦で勝利後に会見
2025年5月18日(日)15時6分 スポーツ報知
3位決定戦で勝利、銅メダルを見つめるサントリー・高橋藍(カメラ・渡辺 了文)
◆バレーボール▽アジアチャンピオンズリーグ(ACL)3位決定戦 サントリー3(25—15、25—15、25—19)0フーラード・シールジャーン・イラニアン(18日・島津アリーナ京都)
3位決定戦が行われ、日本代表の高橋藍を擁するサントリー(23—24年Vリーグ優勝)が、フーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)にストレート勝ちを収めた。
藍はこの日、故郷・京都で9得点をマーク。チームの今季ラストゲームとなった試合後、会見に出席した。以下は主な一問一答。
—総括を。
藍「長いシーズンが終わった。(ACL決勝進出を逃し)世界クラブ選手権には届かなかったが、最後皆で笑えて銅メダルを取れた。この悔しさ、うれしさは自分のものになるし、仲間やチームに感謝したい。このシーズンが自分にとって今後さらに成長していけるものになる。次のシーズン、このあと(日本)代表もあるので生かしたい」
—きょうマッチポイントの時の気持ちは。
「最後は楽しみながら小サーブを打つことで、どういう展開になるのかなと、あえて相手の裏をついた。もちろん疲れとかありましたが、最後は笑って、感謝の気持ちなどがあふれてきた。自分自身、好きな瞬間」
—17日の準決勝で敗れ、メンタル面がダウンした中で、どう戦った。
「きょうの1試合がチーム(今季)ラストの試合。仲間のため、自分のため。プロとしてやっている以上1試合も無駄にできず、1試合で成長できることがある。会場、テレビで見てくれる方々がいて試合ができる。そういう方々を裏切れない気持ちが強い。モチベーションが難しい部分もあったが、自分たちはバレーボールが好きでやっている」