日本ハム・松本剛 20日から1軍復帰!2軍で打撃復調 17日はサヨナラ打も

2025年5月20日(火)6時0分 スポーツニッポン

 日本ハム・松本剛外野手(31)が20日のソフトバンク戦(エスコン)から1軍昇格することが19日、決まった。打撃不振で再調整となっていたが、2軍で7試合に出場し打率・370、4打点、1本塁打。17日のイースタン・リーグ楽天戦では、延長11回にサヨナラ打を放つなど本来の打撃を取り戻した。また、左大腿骨内顆(ないか)骨挫傷および左大腿四頭筋筋挫傷から復帰した矢沢宏太投手(24)も1軍復帰する。

 打撃不振で8日に出場選手登録抹消。松本剛が故障と体調不良以外で離脱したのは、新庄政権で初めてだった。降格決定後の松本剛は「仕方ないです。また頑張ります」と、話していたように最短10日での1軍復帰が決定した。リーグ優勝、そして日本一に向けて絶対に戦力にならなければならない男が、1軍の舞台に帰ってくる。

 9日に2軍合流後はイースタン・リーグ全7試合に先発し、打率・370、4打点、1本塁打。函館開催となった17日のイースタン・リーグ楽天戦では、延長11回に試合を決めるサヨナラ中前打を放った。2軍で放った10安打中8安打が中堅から逆方向とあり、22年パ・リーグ首位打者に輝いたシュアな打撃を取り戻しつつある。

 今季は五十幡ら若手の台頭もあり、4年ぶりに開幕スタメンを外れた。常に打席を与えられていた直近3年間とは違い、限られた出場機会で結果を残せなかった。それでも、鋭い読みから生まれる守備範囲の広さはピカイチ。高い人間性で後輩からも慕われるなど、選手会長として若手主体のチームの精神的支柱となってきた。

 チームは18日のロッテ戦で延長12回の末、サヨナラ負けで連勝は2でストップ。2位・西武とのゲーム差は1・5差に縮まった。松本剛不在の8試合は五十幡、浅間、今川で中堅を回すも絶対的レギュラーは不在。左大腿骨内顆骨挫傷および左大腿四頭筋筋挫傷から復帰した矢沢とともに、中堅の争いを高めてチーム力を底上げする。(清藤 駿太)

スポーツニッポン

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