レインからドライタイヤに履き替え津田一磨が初ポール。レース2は中須賀がトップ/全日本ロード第3戦SUGO JSB1000予選

2021年5月22日(土)15時2分 AUTOSPORT web

 5月22日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた2021年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦SUGOのJSB1000クラス予選は、津田一磨(BabyFace Powered by YOSHIMURA)がトップタイムをマークして全日本ロード初ポールポジションを獲得。レース2のポールポジションはセカンドタイムトップの中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が獲得した。


 朝から雨が降ったりやんだりの不安定な天候のなかで始まったSUGOラウンド。金曜日の特別走行は、午前中はウエットコンディションで行われた。しかし、午後は霧が出たために走行中止。一夜明けても雨雲は去ることなく、小雨が降ったりやんだりを繰り返していた。


 JSB1000クラスの予選時は、降雨はなかったものの路面はハーフウエット。上空は明るくなったり暗くなったりでまったく先が読めない状況。リーダーボードのトップには中須賀が立ち続ける。

中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第3戦SUGO JSB1000 予選


 しかし、残り10分を切ったあたりから清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)、濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)、中須賀と次々にレインタイヤからスリックタイヤに変更。熾烈なアタック合戦が始まる。


 残り4分。3番手タイムをマークした清成が1コーナー先で転倒。これで決着かと思われた。しかし、ものすごい勢いで最後のアタックを慣行した津田が一気にトップ浮上。中須賀も最後までアタックを続けたものの0.197秒差で津田が全日本ロード初ポールポジションを獲得。セカンドタイムで決定するレース2のポールポジションは中須賀のものになった。

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