巨人5月初3連勝へ 甲斐が先制打!先発投手の赤星優志が2点適時打!エリー気迫のヘッスラ!東京D大騒ぎ
2025年5月23日(金)19時34分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—ヤクルト(2025年5月23日 東京D)
5月初の3連勝を目指す巨人の甲斐拓也捕手(32)が23日、ヤクルト戦(東京D)に「5番・捕手」で先発出場。0—0の4回に先制打を放った。さらに1点を加点した後には今季9度目の先発マウンドに上がった赤星優志投手(25)が中前に2点適時打を放ち、この回4点を奪った。
首位・阪神に連勝して迎えた一戦。先発の赤星が4回まで無失点と力投を見せる中で、相棒のバットが先制点を叩き出した。
0—0で迎えた4回。前夜のヒーロー・門脇が先頭で遊撃内野安打を放ち出塁。続く吉川の打席で盗塁にも成功した後、吉川の二ゴロの間に門脇は三塁へ。4番・キャベッジは四球を選び1死一、三塁のチャンスで打席に立った甲斐は、相手先発左腕・山野が投じた10球目を中前にはじき返し先制点を叩き出した。粘りに粘った後の一打に、ベンチでは回と同じくソフトバンクから加入したリチャードが雄叫びを上げ喜んだ。
この一打で勢いがついた打線は、続くヘルナンデスも右前適時打。さらに泉口が四球を選び満塁とした後、浅野が見逃し三振に倒れたが、9番・投手の赤星が2死満塁で、山野の投じた2球目の直球をコンパクトにスイング。打球は中前に抜け、三走・甲斐に続き、二走・ヘルナンデスが気迫のヘッドスライディングで生還。この回、4点を奪い、東京Dのボルテージは最高潮に達した。
▼甲斐 チャンスだったので何とか次につなぐ意識で打席に立ちました。良い結果になって良かったです。
▼ヘルナンデス 打ったのはストレートだね。三塁ランナーを何としても還そうと思って打席に立ちました。追加点を取れて良かったよ。