【リーグワン】BL東京決勝進出!今季全試合で初のノートライ“完封”リーチ主将「タックルこだわった」

2025年5月24日(土)19時42分 スポーツニッポン

 ◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部プレーオフ準決勝 BL東京31—3神戸(2025年5月24日 東京・秩父宮ラグビー場)

 レギュラーシーズン首位のBL東京が、同5位の神戸を31—3(前半7—3)で下してリーグ史上初の連覇へ王手をかけた。

 BL東京はペナルティーゴール(PG)で神戸に先制点を与えて迎えた前半15分、CTBロブ・トンプソン(33)が中央突破トライ。前半は両チームで1トライとロースコアの展開だった。後半3分、スクラムから右へ展開してNo・8リーチ・マイケル主将(36)のパスをWTB桑山聖生(28)が右の大外でキャッチしてトライ。同9分にはSOリッチー・モウンガ(30)が約45メートルのPGを決めた。17—3で迎えた同35分、HO橋本大吾(31)が22メートルラインから中央突破して一気にトライ。さらに同40分、CTBトンプソンが相手のミスによるこぼれ球をキャッチしてトライゾーンへ走り込んだ。

 相手に一度もトライを与えない鉄壁のディフェンス力を発揮。ノートライは、1部の今季全試合を通じて始めてのことだった。トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチ(53)は「全員が素晴らしいディフェンスを見せてくれた」と評価。リーチ主将は「セットプレーの安定とタックルの質に特にこだわったらそれがハマった」と勝因を明かした。

 6週間ぶりに戦列復帰したFB松永拓朗(26)は「チームを離れていた分、ピッチに立てる幸せを改めて感じた」と感慨を込め「トライを取らせなかったのはよかったところ」と自己評価。LOワーナー・ディアンズ(23)は「アタックの強いチームに0トライで(抑えて)、来週(の決勝)に向けて自信になる」と胸を張った。

スポーツニッポン

「東京」をもっと詳しく

「東京」のニュース

「東京」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ