富士モータースポーツフォレストに新たな商業施設『(仮称)おおみかテラス』オープンへ。2026年春から順次オープン

2025年5月28日(水)15時19分 AUTOSPORT web


 トヨタ不動産と富士モータースポーツフォレストは5月28日、新たにレストラン・温泉施設・ホテルで構成する複合商業施設『(仮称)おおみかテラス』の建設に着手したと発表した。富士スピードウェイを中心とした富士モータースポーツフォレストの一環で、富士スピードウェイ西ゲートそばに新たな商業施設ができることになる。


 首都圏からも近い国際レーシングコースとして、毎年さまざまなレースが開催されている静岡県小山町の富士スピードウェイ。このコースを中心とした再開発計画『富士モータースポーツフォレスト』の一環として2026年春から順次オープンを目指すのが、『(仮称)おおみかテラス』だ。



 この施設は、富士スピードウェイの西ゲートそばに建設予定で、2026年春に一部のレストランが先行オープン予定。和・洋・中の多彩な料理を提供するレストランなど、バラエティに富んだ8店舗が出店を予定しており、地元静岡の新鮮な食材を活かした料理を楽しめる。


 また2027年春に温泉施設・ホテル等も含め全面開業を予定する。ホテルは幅広いユーザーに快適に泊まってもらえるよう多様な客室を備える計画で、一部の客室には愛犬と一緒に泊まれる部屋を設ける予定だ。さらに施設内には、愛犬と一緒に食事ができるテラスやドッグ関連の店舗を整備するなど、エリア全体でドッグフレンドリーな環境を目指していく。


 ホテル施設内には、富士山の麓から連なる緑豊かな森と開放的な広場空間、この地で育まれた地下水が流れるせせらぎを整備し、居心地の良い環境を創出。春には桜並木が行き交う人たちの目を楽しませるという。そして富士の眺めと一体化する温泉施設では、目の前に広がる富士山を背景に、天然温泉とサウナがお客様の心と体を癒す。


『(仮称)おおみかテラス』の向かい側にはROOKIE Racingガレージ、ウエルカムセンター、その隣にはシェイドレーシング FUJI ファクトリーが設けられているほか、2022年には富士スピードウェイホテルが富士スピードウェイ最終パナソニックコーナー外側に、100Rの内側にはRECAMP 富士スピードウェイが2024年に開業するなど、富士モータースポーツフォレストはエリア全体がモビリティ体験の聖地を目指して発展を進めている。『(仮称)おおみかテラス』はその中でもまた新たな施設として期待されそうだ。



『(仮称)おおみかテラス』オープン後の富士モータースポーツフォレストのイメージ

(仮称)おおみかテラス 施設概要


所在地:静岡県駿東郡小山町大御神
敷地面積:約17,000㎡
延床面積:約 8,000㎡
構造規模:商業施設=鉄骨造 地上1階 ホテル・温泉施設=鉄筋コンクリート造 地上3階
開業時期:商業施設=2026年春(予定) ホテル・温泉施設=2027年春(予定)
事業者:トヨタ不動産株式会社
設計・施工会社:木内建設株式会社



『(仮称)おおみかテラス』のレストランイメージ


『(仮称)おおみかテラス』の温泉施設イメージ

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