【阪神】2戦連続1―0勝利の裏に梅野隆太郎の存在…強力な投手陣を「引っ張っていくのが自分の仕事」
2025年5月28日(水)23時16分 スポーツ報知
笑顔をみせる梅野隆太郎(カメラ・義村 治子)
◆JERAセ・リーグ 阪神1—0DeNA(28日・甲子園)
阪神・梅野隆太郎捕手が2002年以来、23年ぶりの2戦連続1—0勝利に導いた。倉敷で開催された前日のゲームに続いて、この日も先発の門別から5人の投手をリードして完封。2戦連続で1点も与えることができない厳しい状況の中、投手との共同作業で再三のピンチを切り抜けた。
試合後はフゥーと息を吐き、ホッとした表情。「バッターに対して三塁が取れるところは、球数を使ってでもいく。そういう積み重ねがそういうふうになっている。意図を持ってピッチャーが投げ込んでいく結果が、こうやってゼロになっている。ゼロは負けない。継投の中で苦しい部分もいっぱいあったけど、三振を取れるところで三振を取れたり、ゴロを打たせるところでゴロを打たせるとか。そういうのを引っ張っていくのが自分の仕事。それができて良かった、本当に。守り勝ててうれしいです」と勝利の味をかみしめた。