Birth Racing Project、2025年もニュル24時間にポルシェ718ケイマンGT4で参戦
2025年5月29日(木)17時39分 AUTOSPORT web

5月29日、Birth Racing Project【BRP】(バースレーシングプロジェクト)は6月21〜22日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催される2025年ニュルブルクリンク24時間耐久レースの参戦体制を発表した。今年も昨年に引き続きポルシェ718ケイマンGT4でCUP3クラスに挑む。
スーパー耐久シリーズをはじめ、国内外のさまざまなレースカテゴリーで活躍するBirth Racing Projectは、2011年からニュルブルクリンク24時間耐久レースへのチャレンジを開始。数多くの表彰台を獲得し、2016年にはSP3クラス優勝を達成するなどの活躍をみせている。
近年は新型コロナウイルスの影響でニュル24時間への挑戦は一時中断していたが、2024年にチャレンジの再スタートが切られると、迎えた2025年も引き続きドイツを拠点とする『Team mcchip-dkr(チームmcチップdkr)』とタイアップして参戦することが発表された。
参戦車両はカーナンバー945番をつけるポルシェ718ケイマンGT4、参戦クラスはCUP3で、チームには日本のサンライズブルバードとドイツのマンタイレーシングもサポートとして携わる。ドライバーはBirth Racing Project代表の奥村浩一と、ニュル経験が豊富なドイツ人ドライバー2名の計3名体制とのことだ。
その奥村代表は「新型コロナウイルスの影響により、中断していたニュルブルクリンク24時間耐久レースへのチャレンジを昨年から再スタートしましたが、昨年は深夜から発生した濃霧により長時間の赤旗中断となり、不完全燃焼でレースを終えました」とコメントしている。
「今年は昨年に引き続きドイツに拠点を置くチームmcチップdkrとふたたびタッグを組んで継続参戦することが決定しました。長年ともにニュル24時間を戦ってきたエンジニアやメカニックと合流することもでき、安心できるメンバーで充実した体制のなか、過酷なニュル24時間の戦いに挑めることが今から非常に楽しみです」
「車両も日本国内で長年スーパー耐久に導入していたポルシェ718ケイマンGT4での参戦ということで、国内外でポルシェでレースできることはBRPにとっても非常に知識・経験の蓄積に寄与することとなり、チームにとっても非常に価値のあるチャレンジとなります。このチャレンジに皆さまの温かいご支援ご声援をお願いできればと思います。何卒よろしくお願いいたします」
Birth Racing Project【BRP】 2025年ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦体制
参戦クラス:CUP3
参戦車両:ポルシェ718ケイマンGT4
チーム名:mcチップdkr(ドイツ)
カーナンバー:945
サポート:mcチップdkr(ドイツ)、サンライズブルバード(日本)、マンタイレーシング(ドイツ)