「日本パワーが大リーグを制覇」大谷翔平&鈴木誠也を韓国メディア絶賛...同時タイトル獲得なら歴史的快挙
2025年5月29日(木)12時36分 J-CASTニュース
韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)が2025年5月29日、大リーグ特集を組み、大谷翔平選手(ドジャース、30)と鈴木誠也外野手(カブス、30)の打撃部門でのタイトル獲得の可能性に言及した。
「ホームラン王・大谷、打点王・鈴木、これは可能か?」
今シーズン、ここまで打者に専念している大谷は、26日のニューヨーク・メッツ戦から3試合連続で本塁打を放ち、28日時点で20本塁打を記録し、ナ・リーグトップに立っている。
一方の鈴木は、今シーズンは打撃好調で、28日時点で50打点をマーク。大谷と同じくナ・リーグトップだ。29日のコロラド・ロッキーズ戦では、初回1死1塁の場面でタイムリー2塁打を放ち、51打点目を記録した。
大谷、鈴木の同時タイトル獲得に期待が高まる中、野球人気の高い韓国でも両者のプレーに注目が集まっている。
「スポーツ朝鮮」は、「ホームラン王・大谷、打点王・鈴木、これは可能か?同じ日に20ホームランと50打点の壁を同時に突破...日本中が沸き立つ」とのタイトルで記事を公開した。
大谷は28日のクリーブランド・ガーディアンズ戦で20号を放ち、鈴木は同日のロッキーズ戦で節目の50打点を記録した。
「最も中心的な活躍をした選手がまさに鈴木だ」
同メディアは、「今シーズン、大リーグに日本人打者は大谷翔平だけだと考えているなら、それは大きな間違いだ」と指摘し、鈴木の活躍を詳細に報じた。
記事では「カブスがナ・リーグ中部地区首位を独走する中で、最も中心的な活躍をした選手がまさに鈴木だ」と称賛し、こう続けた。
「現在のペースを維持すれば、カブスの代表としてオールスターに選出される可能性がある。同じ指名打者の大谷の地位を凌駕できなかった場合、ファン投票での選出可能性は低いものの、監督推薦枠で選出される余地は十分にある」
そして、現時点で大谷、鈴木ともにタイトル獲得の最有力と位置付け、「ホームラン王に大谷、打点王に鈴木が輝けば、日本のパワーがメジャーリーグを制覇するシーズンとして歴史に刻まれることになる」とした。
大谷が本塁打王のタイトルを獲得すれば、3年連続の快挙となる。鈴木が打点王に輝けば、大リーグ初のタイトルとなる。