大の里 カレーなる振る舞い 綱打ち行った一門力士、後援者らに感謝の“チャンカレ”250杯

2025年5月29日(木)16時15分 スポーツ報知

二所ノ関部屋に登場したチャンピオンカレーのキッチンカー(カメラ山田 豊)

 大相撲の第75代横綱に昇進した大の里(二所ノ関)の新しい綱を作る「綱打ち」が29日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で行われ、綱が完成した。

 約20人の関取を含め幕下力士ら総勢40人がかりで、長さ4・22メートル、重さは7・2キロとなる真新しい綱を作り上げた。大の里も「ようやく実感が湧いた。小さい頃から見ていた。責任感を持って頑張りたい」と満足そうに決意を新たにした。

 大汗をかきながら、綱打ちした一門力士や、その光景を見守るために集まった後援者らに大の里は感謝を伝える“カレーなはからい”をした。

 出身の石川県の発祥で、大の里が大好きな「チャンピオンカレー」のキッチンカーが登場。綱打ちを手伝った二所ノ関一門の力士、関係者らに約250杯のカレーを振るまった。金沢から7時間かけてきたというチャンピオンカレー関係者は「地元から横綱が出てうれしい」と話した。二所ノ関部屋の三段目・谷口もピリリとスパイスの効いたカレーに笑顔満開だった。

 30日に東京・明治神宮で新横綱の推挙式と奉納土俵入りが行われ、昇進後初めて公の場で、この日、師匠の二所ノ関親方の指導を受けて練習をした土俵入り「雲竜型」を披露する。

スポーツ報知

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