127秒V2の武居由樹が統一戦相手「何でもいい」 大橋秀行会長「いつでもやってやるよね」→「中谷はやめとこう」

2025年5月29日(木)18時14分 スポーツ報知

127秒TKO防衛を報じるスポーツ報知紙面を持つ武居由樹(カメラ・勝田 成紀)

 プロボクシングのWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28)=大橋=が、127秒TKO勝利での防衛成功から一夜明けた29日、横浜市内の所属ジムで会見した。

 元K—1王者・武居は28日、ムエタイの2大殿堂の一つ、ラジャダムナンスタジアムの元王者ユッタポン・トンデイ(31)=タイ=から3度のダウンを奪い1回2分7秒TKO勝ちで下し、2度目の防衛に成功した。前夜はアドレナリンがでていたため、午前4時に就寝し、7時には起床。「ここ最近の2試合(ともに判定勝利)は全然見返したくなくて1回も見ないぐらいたったが、今回は5〜6回,、10回は見返した」と明かした。

 試合後、リング上で「もう1本ぐらいベルトが欲しい」と統一戦にも意欲を示した。この日改めて、「6月8日に(WBC王者・中谷潤人とIBF王者・西田凌佑の)統一戦もあるし、そういうものを聞いたりして自分も刺激になった。(WBA休養王者の)堤聖也選手がXで自分の名前を出してくれたのも、刺激になった」と発言の意図を明かした。

 武居の次戦は、9月に名古屋でWBO同級1位クリスチャン・メディナ(25)=メキシコ=との指名試合が内定している。この試合をクリアすれば、那須川天心(26)=帝拳=や、前夜の防衛戦をリングサイドで観戦して統一戦に前向きな姿勢を見せた堤との対戦も視野に入る。

 衝撃KO防衛で、群雄割拠のバンタム級戦線でますます注目度が高まった武居は、統一戦実現について「僕は何でもいいです」と受けて立つ構えを見せた。会見に同席した大橋秀行会長(60)も「いつでもやってやるよね」とハッパをかけたが、即座に「中谷はやめとこう」と来春に井上尚弥(32)=大橋=との東京ドーム決戦を計画しているWBC王者を相手候補から除外。武居も「押忍、押忍」と首を縦に振って恐縮していた。

スポーツ報知

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