ドジャースのロバーツ監督、継投失敗で逆転負け「８回に崩れてしまった」カーショー今季勝利消え、大谷翔平無安打
2025年5月29日（木）5時41分 スポーツ報知
◆米大リーグ ガーディアンズ７—４ドジャース（２８日、米オハイオ州クリーブランド＝プログレッシブフィールド）
２連勝中だったドジャースは、継投がはまらずに逆転負けを喫した。５回６安打１失点の粘投を見せた先発左腕・カーショーの今季初勝利は消え、「１番・指名打者」でフル出場した大谷翔平投手（３０）も３打数無安打と快音が響かず、自身初の４試合連続本塁打とはならなかった。
４—２と２点をリードした８回。７回２死一塁でアリアスから空振り三振を奪った左腕のスコットが続投したが、期待に応えられなかった。先頭からの連打と四球で無死満塁のピンチを迎えると、空振り三振で１死は奪ったが、ジョーンズに２点適時二塁打を浴びて追いつかれた。ロバーツ監督はそこで動いてベシアを投入したが、マルティネスに勝ち越しの決勝の３ランを浴びた。結果的には無死一塁で三塁へのゴロをマンシーがファンブル（記録は内野安打）し、併殺を取れる可能性もあった中で、無死一、二塁となったことも痛かった。
あす２９日（同３０日）は試合がなく、ブルペンの投手陣はフルに使える状況だった中での継投失敗。ロバーツ監督は「２連勝して８回もリードして迎えていい流れだった。だけど８回に崩れてしまった」と悔やみ、リーグ３位タイ８失策で守備に課題を残すマンシーの守備については「バウンドが変わったのでしょうがない」と責めることはなかった。
ドジャースはあす２９日（同３０日）は試合がないが、３０日（同３１日）からは本拠地でヤンキース、メッツの７連戦、その後も敵地でカージナルス、パドレスと６連戦の今季最長１３連戦が予定されている。
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