【ボーイズリーグ】苫小牧が難敵倒して無傷の3連勝…渡辺来星が救援で大活躍
2025年5月29日(木)7時56分 スポーツ報知
救援での活躍が目立つ苫小牧ボーイズ・渡辺
◆ナガセケンコー杯第34回北海道支部春季リーグ戦 第3節(24日) とかち道東2−13苫小牧※5回コールド、苫小牧2−1札幌北広島
苫小牧ボーイズは札幌北広島ボーイズ、とかち道東ボーイズに勝利し、無傷の3連勝となった。
苫小牧ボーイズが難敵を振り切り、大会3連勝を挙げた。札幌北広島戦で1点リードの5回2死一、二塁。5回から救援した渡辺来星(3年)が遊ゴロに仕留め、最大のピンチを乗り切った。その後は6、7回を3者凡退に抑える充実の投球。最少リードを死守し、接戦をものにした。高橋輝昭監督(52)は「相手の気迫はすごかったが、それでも勝てたのは選手たちも手応えがあるはず」とうなずいた。
札幌北広島には今季2勝1敗。必死で向かってきた相手に、初回は2死からクリーンアップの3連打で1点を先制し、3回にも1点を追加した。今季先発2戦目の山田正兼投手(2年)は丁寧な投球で4回を2安打0封。指揮官は「山田は投げっぷりがいい。中学生は1試合経験しただけで別人のように変わることがある」と伸びしろに期待を寄せた。
今後は強敵との試合を残すが、高橋監督は「リーグ戦で成功も失敗も経験し、今後のトーナメント戦につなげたい」と話した。