全英OPチケット、既に史上2位の売り上げ マスターズVマキロイらに地元北アイルランドのファン期待

2025年5月29日(木)15時59分 スポーツニッポン

 全英オープンを主催するR&Aのジョン・マッキーン氏(チャンピオンシップコミッティー)とドミニク・ウォール氏(リージョナル・マネージングディレクター)、そしてミズノの水野明人社長が29日、ミズノ・オープン会場のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で会見を行った。

 大会は北アイルランドのロイヤルポートラッシュGC(7381ヤード、パー71)で7月17日に開幕。北アイルランドで全英オープンが行われるのは2019年の同コース以来で、チケットは既に27万8000万が完売。これは19年の23万枚を4万枚上回る人気で、史上最多の29万枚を記録した22年大会に次ぐ史上2位の販売数になっている。

 ウォール氏は「前回(ロイヤルポートラッシュでアイルランド人の)シェーン・ローリーが優勝し、今年はマキロイがマスターズで優勝したこともあり、多くのチケットが地元で売れている」と説明した。

 コースは19年大会に比べ7番パー5が592ヤードから607ヤードになるなど、全長が7344ヤードから7381ヤードと37ヤード長くなっている。

 4番パー4も前回より20ヤード後方にティーグラウンドが下げられ、502ヤードに設定された。

 さらに8番は右のフェアウエーバンカーが、よりプレッシャーがかかるように、フェアウエーの形状が微修正されている。

 また、全英オープンは各国でオープンクオリファイングシリーズ(OQS)を実施し、その人気を世界に広めようとしている。今年は日本、南アフリカ、ニュージーランド、マカオ、韓国など11会場で行われた。その出場枠は合計で24あり、日本からは昨年の日本オープン優勝者の今平周吾と、ミズノ・オープンの上位3人に資格が与えられる。

 ただ、一昨年までは上位4人の枠があったが、昨年から1減となった。ウォール氏は「日本は3人に減ったが、OQSで3人の枠があるのは6大会だけなので、そういう意味で日本を軽視しているわけではない。ミズノ・オープンの3人以外に日本オープンの優勝者の枠は長く続いている。今後どうなるかは、しっかり精査した上で行われると思っている」と日本枠について大きな変更がないとの認識を示していた。

 

スポーツニッポン

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