大の里が横綱昇進 師匠・二所ノ関親方も納得「つまらないような稽古を大の里が一番やってきた」

2025年5月29日(木)4時32分 スポーツニッポン

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、大の里(24=二所ノ関部屋)の第75代横綱昇進を満場一致で決めた。師匠の稀勢の里(現二所ノ関親方)以来8年ぶりの日本出身横綱が誕生。大の里は茨城県阿見町の二所ノ関部屋で昇進伝達式に臨み、大関昇進時と同じ「唯一無二」を使って決意を述べた。

 師匠の二所ノ関親方は終始穏やかな表情を浮かべていた。部屋創設から4年。「横綱から横綱を」の理念を掲げ基礎を中心に指導に励んできたが、早くも夢が現実になった。「つまらないような稽古を大の里が一番やってきた。稽古はうそをつかないことがはっきり出た」と目を細めた。横綱になるより、なってからが大変なのは自身が一番分かっている。「自覚を持ってやってほしい。大相撲全体を盛り上げていくような。そんな存在になってほしい」と期待した。

スポーツニッポン

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