ラキティッチ、セビージャと共にさらなる飛躍を誓う「これからも強くありたい」

2022年5月31日(火)12時45分 サッカーキング

今季を振り返ったラキティッチ [写真]=Getty Images

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 セビージャの元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが、今シーズンを振り返った。30日、スペイン紙『Diario de Sevilla』が伝えている。

 今シーズンのセビージャはチャンピオンズリーグ(CL)・グループCで3位となり足早に大会を去ったものの、ラ・リーガではレアル・マドリードと首位攻防戦を繰り広げる。しかし、シーズン中盤から終盤にかけて負傷離脱者が相次いだこともあり、勝ち点を思うように伸ばせず、18勝16分4敗の4位フィニッシュとなった。

 セビージャ復帰後2年目のシーズンを迎えたラキティッチは公式戦46試合に出場し7ゴール7アシストを記録。34歳となった今シーズンを振り返った同選手は「昨シーズンに比べて、ピッチ内外で一歩前進できたと思う。良い時も悪い時もあったけど、それはとても重要なことで、チームや監督、みんなの信頼に感謝している」と告白。また「あと5年は契約更新してほしいね(笑)。大事なのは、自分がチームに貢献できることがわかるまで、ここにいること。僕はここで嬉しくて、他の場所のことなど何も考えていないんだ。サッカーが好きで、できる限りプレーしたいから、引退のことも頭の中にはないよ。1年、2年、3年、5年…いずれにせよ、自分が戦える、役に立てるという実感がある限り、ここにいるつもり」とセビージャ愛を語った。

 昨シーズンはクラブ史上最多勝ち点「77」でシーズンを終え、今シーズンは史上初となる3大会連続でのCL出場を決定させたセビージャ。フレン・ロペテギ政権の下、クラブ史に残るシーズンを送ったことについて、ラキティッチは「いいことも、そうでないことも、いろいろな感情が入り混じったシーズンだった。目的は達成できたよ。僕たちも自分自身に厳しいから、もっとうまくやれたと思うけど、最終的にこうなったことには非常に満足している」と言及。続けて「史上初となる3大会連続でのチャンピオンズリーグ出場権獲得を成し遂げ、歴史を作り続けていることを大変誇りに思う。僕たちは常にもっと多くのものを求め、あらゆるもののために戦い、もがいている。そしてそのすべてが、もっともっと上を目指そうという力と意志をみなぎらせてくれるんだ」と胸中を明かした。

 その一方、CLはグループステージ3位で敗退し、ヨーロッパリーグでもラウンド16で姿を消したセビージャ。また、コパ・デル・レイ(国王杯)ではラウンド16で“宿敵”ベティスに苦杯を嘗めさせられた。この結果について、ラキティッチは「これらはすべて、チームが歩み続けている成長の結果であり、その旅を続ける必要がある。僕たちは、どんなことがあっても自分らしくあり続けるために、これからも強くありたいし、そうでなければならない。もちろん、もう少しうまくやれたはずだ。でも、僕たちはこれからも成長し続けるし、セビージャもまたそこにあり続ける」とクラブとともに前へ進み続ける姿勢を示している。

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