インディカー初表彰台を獲得したエリクソン「思ったより少し時間がかかった」

6月4日(火)16時42分 AUTOSPORT web

 デトロイトで開催されたインディカー・シリーズ第8戦で、初の表彰台を獲得したマーカス・エリクソン(アロウ・シュミット・ピーターソン)。2013年のGP2以来の表彰台に喜びをあらわにしている。


 2014年にケータハムでF1デビューすると、翌年から2018年までザウバーからF1を戦い、今季からインディカーに転向したエリクソン。ルーキー当たり年といわれる2019年シーズンだが、コルトン・ハータやフェリックス・ローゼンクヴィストが速さをみせるなか、際立った成績を残せず、ベストリザルトは第3戦アラバマでの7位が最上位だった。


 しかし、ダブルヘッダーで行われたデトロイトのレース2で、力強いレースを見せ勝利したスコット・ディクソンに1.9419秒差と迫る2位表彰台を獲得した。

健闘を称えあうエリクソンとディクソン
健闘を称えあうエリクソンとディクソン


「すごくうれしいよ。今日れのレースを最終的にまとめることができて気分がいいね。予選では、完璧なラップをすることができなかったが、レースでは非常にうまくいった」


「ストラテジーもピットストップも素晴らしかったよ。素晴らしい仕事をしてくれたクルーに感謝をしないとね。表彰台に戻るのはとっても素晴らしい気分だ」とエリクソン。


 赤旗からレースを再開するとディクソンには届かなかったものの、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)からのアタックを寄せ付けず2位表彰台を獲得する。


「赤旗になったとき、自分の観点ではベストではないと感じたんだ。初の表彰台圏内にいたけど、リスタートの時は何かが起こるリスクがある。自分自身とクルマに自信を持っていたよ。リスタートでスコットと僕は、後続を引き離すことができた」


「僕たちはファンのため、スポーツのためにレースをしている。それは素晴らしいことだと思うんだ。でも赤旗のとき、あと5周レースをするのは、あまり望まなかったよ(笑)。今ではレース再開ははいいことだったと思えるけどね」と語る。


 彼がザウバー時代に一緒に過ごしたアルファロメオF1チームのクルーも、6月9日に行われるカナダGPのために北米に来ており、デトロイト戦にもエリクソンを応援に訪れている。


「ここ数年一緒に仕事してくれたアルファロメオF1チームのクルー10人が応援してくれたんだ。もちろん週末のモントリオールへ行くためだけれど、彼らに会えてよかったし、同じように幸運をつかんでほしいね」とエリクソン。

2位表彰台を喜ぶマーカス・エリクソン
2位表彰台を喜ぶマーカス・エリクソン


 F1から転向してきたが、インディカーのコンペティティブさにエリクソンは驚いている。


「たとえ速くても、いい結果が得られるとは限らないということを今年インディカーで学んでいる。ほかの多くのシリーズでは、いいペースを持っていれば、前に出ることができるけど、インディカーは非常に接近している。トップから最後尾は1秒以内の争いだ」


「レースのいたるところでうまく実行する必要があるということなんだ。正しいストラテジーと正しいピットストップ。ピットクルーたちもミスのない仕事をしないといけない。冷えたタイヤでのアウトラップやリスタート、それらすべてをね。僕たちは今日素晴らしい仕事をすることができたんだ」


 インディアナポリス・モータースピードウェイでの2戦は、インディカーGPを接触でリタイア。インディ500はピットロードでクラッシュを喫するなど難しいレースを過ごしたが、デトロイトのレース2でようやく好結果を得ることができた。


「思ったより少し時間がかかったね。大変な1カ月だったけど、人生で最高の月のひとつだよ」


 エリクソンにとって次なる試練は今週末のテキサス戦。2度目のオーバルレースに挑む。

次戦は1.5マイルオーバルレースに挑むマーカス・エリクソン
次戦は1.5マイルオーバルレースに挑むマーカス・エリクソン


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