共栄大は惜敗で初戦敗退 砂川―比嘉バッテリーは4年越しの夢かなう

2024年6月11日(火)14時25分 スポーツニッポン

 ◇第73回全日本大学野球選手権 1回戦 関学大2—1共栄大(2024年6月11日 神宮)

 3年ぶりに出場した共栄大だったが1点及ばず初戦敗退となった。

 敗れたがようやく立てた全国の舞台は楽しくて仕方がなかった。八重山高(沖縄)からバッテリーを組み、ともに共栄大へ進んだ砂川羅杏(らいあん)投手(4年)、比嘉久人捕手(4年)は試合を終え、「全国のレベルの高さを痛感したが、楽しかったです」と充実感を漂わせた。

 高3だった20年は新型コロナの影響で甲子園大会が中止に。八重山は独自大会で優勝したが、夢舞台に立つことはかなわなかった。

 共栄大は石垣島でキャンプを行っていた縁もあり、2人を下級生のころから注目。大学4年になり、エースと4番としてチームをけん引する立場となり、新井崇久監督は「沖縄からやって来てよくここまで成長した」と目を細めた。

 砂川は先発して6回1/3を2失点と粘投し「甘く入った球を打たれたが楽しかった」。比嘉は「羅杏はよく投げてくれた。小学校から知っている仲で一緒に全国へ出られて良かった」と思いをはせた。

 2人でバッテリーを組める時間も残りわずか。秋は勝利をつかんでみせる。

スポーツニッポン

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