南米王者エクアドルが初のU20W杯3位…延長戦の末にイタリアを撃破
2019年6月15日(土)7時56分 サッカーキング
日本と同じB組から勝ち上がった両チーム。グループステージではイタリアが1−0で勝利していた。準決勝でイタリアはウクライナに、エクアドルは韓国に敗れて3位決定戦に回った。
前半はスコアレスで折り返し、エクアドルは56分にレオナルド・カンパーナが、59分にはディエゴ・パラシオスが強烈なミドルシュートを放つが、GKマルコ・カルネセッキの好セーブに阻まれる。一方、前回大会3位のイタリアは80分、アンドレア・コルパーニがエリア手前から左足で狙うが、シュートはわずかに枠の右に外れた。
試合は90分では決着がつかず、延長戦に突入。イタリアは95分にPKを獲得したものの、アンドレア・コルパーニのキックはGKモイゼス・ラミレスにストップされて絶好のチャンスを逃した。
すると104分、左サイドからのFKをカンパーナが頭ですらし、ファーのリカルド・ミナが右足で合わせてエクアドルに先制点をもたらした。これが決勝点となり、南米王者のエクアドルが初の世界3位の座に輝いた。
決勝は15日に、U−20ウクライナ代表とU−20韓国代表が初優勝を懸けて激突する。
【スコア】
U−20イタリア代表 0−1 U−20エクアドル代表
【得点者】
0−1 104分 リカルド・ミナ(エクアドル)