コロンビアの要注意人物・ファルカオ、同リーグでプレーする酒井宏&川島はどう見る?

2018年6月16日(土)1時23分 サッカーキング

ブラジルW杯での活躍が期待されたが、ケガからの復帰が間に合わず選出外となった [写真]=Getty Images

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 日本代表は19日にコロンビアとの初戦を迎える。強力な攻撃陣の中で特に警戒しなければならないのが、エースのFWラダメル・ファルカオ(モナコ)だ。

 日頃からリーグ・アンで対峙するDF酒井宏樹(マルセイユ)は、32歳FWを「サボっているように見えて、一番大事な場面で絶対にいる選手」と表現する。背後への飛び出し、クロスへの反応は想像以上に速く、一瞬でも目を離せばシュートを放たれてしまう。酒井は対戦経験から、「クロスの入り方もうまくて、ディフェンスの視野から消える。常にゴールを狙っている選手なので、本当に集中してやらないといけない」と守備陣に助言したという。

 同じくフランスでプレーするGK川島永嗣も「常に得点を狙っているし、ボールの出し手も常に(ファルカオの)動きを見ている。一瞬の隙を突いてくる」と警戒心を強める。さらに速いだけではなく、当たり負けをしないフィジカルの強さがあるため、個の力で封じ込めるには限界がある。川島は「ディフェンスは連係しながらしっかりと抑えたい」と組織的に守っていく必要があると説いた。

 実績と経験を備えたエースの予測不可能な動きには、臨機応変に対応しなければならない。酒井は「正解はないので、その場でやっていくしかない。一つずつ潰していって、最後にゼロで終えられればいい」と気を引き締めた。

サッカーキング

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