バレンシア、バラハ監督と2025年夏まで契約延長! 「このクラブのために美しいものを作りたい」

2023年6月16日(金)11時38分 サッカーキング

バレンシアは15日、バラハ監督との契約延長を発表 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 バレンシアは15日、ルベン・バラハ監督と2025年6月30日まで契約を延長したことを発表した。

 1975年7月11日生まれのバラハ氏は現在47歳。現役時代はバレンシアを2度のラ・リーガ優勝に導き、指導者としてもバレンシア・Bやラージョ・バジェカーノ、スポルティング・ヒホンなどを率いてきた同氏は、今年2月にジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督の解任に伴い暫定監督に就いていたボロ氏の後任として、新監督に就任した。降格圏からの脱出を託されたバラハ氏はチームの立て直しを図ると、第35節では『メスタージャ』でレアル・マドリードを撃破。最終的に、指揮した17試合で勝ち点22を獲得して16位にまで浮上し、37年ぶりのセグンダ降格を回避した。

 なかでも、バラハ監督の慧眼によって、見出されたカンテラーノが活躍したことは残留を手繰り寄せた大きな要因だ。第31節バジャドリード戦でMFハビ・ゲラが、第34節セルタ戦でFWアルベルト・マリが、第35節レアル・マドリード戦ではFWディエゴ・ロペスが、それぞれ決勝点を挙げて9ポイントを上積み。クラブレジェンドゆえのカリスマ性で若手選手のポテンシャルを引き出すとともに、チームをまとめ上げたことが残留に繋がっている。

 この手腕により、来季も指揮を取るとこが決まったバラハ監督。バレンシアとの契約延長に際し、クラブ公式サイトで胸中を明かしている。
 
「シーズン終盤は非常に厳しいものだったけど、仕事に戻る、ゼロから始める、バレンシアのために美しいものを作る、という気持ちを持つことはとても大切なこと。それこそが私の野望であり、目標であり、クラブで働き続けることを決断した理由だ」

 バレンシアが栄華を極めた時代を生きたバラハ監督は、混迷する古巣に、かつての輝きをもたらすことはできるのだろうか。

サッカーキング

「監督」をもっと詳しく

「監督」のニュース

「監督」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ