L・デ・ヨングがメキシコからのオファーを拒否…W杯へ向けて欧州でプレー続行へ

2022年6月19日(日)19時9分 サッカーキング

21-22シーズンはバルセロナでプレーしたL・デ・ヨング [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 セビージャに所属しているオランダ代表FWルーク・デ・ヨングは、2022−23シーズンもヨーロッパを舞台にプレーすることを望んでいるようだ。スペインメディア『マルカ』が18日に報じている。

 バルセロナへのレンタル期間を終えたデ・ヨングは、今夏一旦セビージャに戻ることとなっている。バルセロナで過ごした1シーズンは公式戦29試合に出場し7得点を挙げたものの、昨年11月にシャビ・エルナンデス監督が指揮を執るようになると、試合終了間際の途中投入でピッチに立つことがほとんどとなっていた。

 今オフ、セビージャはデ・ヨングを売却対象としてカウントしている。同選手には古巣のPSVが関心を示していることが報じられていたものの、それを上回る条件でメキシコのデポルティーボ・トルーカが獲得に乗り出した。500万ユーロ(約7億1000万円)の移籍金でクラブ間合意に達そうとしていたが、デ・ヨング自身がこのオファーに対して首を縦に振らなかったという。同選手は11月に控えた2022FIFAワールドカップカタールに向けてヨーロッパでのプレー続行を希望しており、PSVやスペインのクラブなどからのオファーを待つことを決意した模様だ。

 セビージャは今オフの人員整理が必須となっており、スペイン人MFオスカル・ロドリゲス、モロッコ人FWウサマ・イドリシ、ポルトガル人FWロニー・ロペスらの売却先を探している。新戦力を迎え入れるためには余剰戦力の売却を急ぐ必要がありそうだ。
 

サッカーキング

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