中2日での過密3連戦は1分2敗…山形、次戦は“勝利あるのみ”みちのくダービーへ「もうやるしかない」

2022年6月19日(日)0時20分 サッカーキング

[写真]=J.LEAGUE

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 明治安田生命J2リーグは今節から後半戦に突入。前半戦を5位で折り返したモンテディオ山形はホームでヴァンフォーレ甲府と対戦し、0-1で敗れた。山形を率いるピーター クラモフスキー監督は「両チームともにチャンスはあったが、甲府は決めて我々は決められなかった。移動もありタフな3連戦の中、最後まで献身的に戦った選手たちのことを誇りに思う。ただ、結果については残念だった」と振り返った。

 15日に未消化分だった第16節・いわてグルージャ盛岡戦を終え、中2日での一戦。「重要なことは自分たちができることにフォーカスしていくこと(クラモフスキー監督)」「連戦だろうがやることは変わらない。どんな状況でもやるのがプロ(國分伸太郎)」と語ったが、この日の山形はシュート6本で枠内もわずか1本と精彩を欠いた。3試合勝利から遠ざかっている現状に、小西雄大は「ベースである闘う姿勢やハードワークの部分はもっとやらないといけない」とコメント。「簡単に勝てる相手は一つもないので、チームとしてもっともっと突き詰めてやっていきたい」と続けた。

 山形にとっての朗報は10番を背負う山田康太が先発復帰し、約2カ月ぶりのフル出場を果たしたこと。これについてはクラモフスキー監督も「いいパフォーマンスだったと思いますし、彼が90分間やれたということは良いメンタリティであるということ」と言及。「ただ、それは康太だけではなく、出た選手全員に言えること。選手たちは持てる力を全て出してくれた」と厳しい連戦をこなした選手たちへの労いも忘れなかった。

 次戦はベガルタ仙台との“みちのくダービー”。國分伸太郎は「もうやるしかないですし、負けていい試合は一つもない。次戦は仙台戦ということでサポーターも熱くなると思いますが、それをパワーにしていきたい」と闘志を燃やした。

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