ランドローバー、弟分の『ディスカバリースポーツ』も更新。ブラックエクステリアパックを標準化

2023年6月21日(水)13時50分 AUTOSPORT web

 日本の道路環境に最適な車体サイズに、3列シートも成立させる高いユーティリティ性能を備えたランドローバーの末弟『DISCOVERY SPORT(ディスカバリースポーツ)』が2024年モデルに更新され、内外装のデザインを見直し、よりモダンラグジュアリーな装いで登場。上位モデルの『DISCOVERY(ディスカバリー)』同様、6月15日より受注が開始されている。


 2014年の登場以来『レンジローバー・イヴォーク』などとプラットフォームを共有してきたディスカバリースポーツは、2019年の改良でシャシーを刷新する大掛かりなランニングチェンジを敢行。一足先に新世代へと移行したイヴォークに倣い、車体には新世代の“PTA(プレミアム・トランスバース・アーキテクチャー)”を採用するなど大幅な機能強化を受けてきた。


 さらに2020年にはエンジンのラインアップが刷新され、最高出力204PS、最大トルク430Nmを発揮する最新の2リッター直列4気筒INGENIUM(インジニウム)ディーゼル(D200)を追加設定。このエンジンにはMHEVが採用され、燃費向上を図るとともに出力面での向上も実現した。


 続く2021年には1.5リッター直列3気筒インジニウム・ガソリン・エンジン(最大出力147kW/200PS)とエレクトリック・リヤ・アクセルドライブ(最高出力80kW/109PS)を組み合わせた先進の“P300e PHEV”も追加し、システム最高出力は227kW/309PS、最大トルクで540Nmを発生。床下に配置されたリチウムイオンバッテリー容量は15kWhとなり、200Vの普通充電に対応している。


 そんなディスカバリースポーツの2024年モデルでは、エクステリアデザインを見直してフロントグリルとフロントエアインテークのデザインを変更、さらにブラックエクステリアパックを標準化したことで、より精悍な外見とした。


 また、インテリアでも従来のスイッチ類の操作系をインフォテインメントシステム“Pivi Pro(ピヴィ・プロ)”に統合し、より洗練されたデザインへと進化。センターコンソールのデザインも一新し、フロントコンソールには広々とした収納スペースも確保。


 さらにナノイーX搭載、PM2.5フィルター付きの空気清浄システムプロもオプションとして導入され、PM2.5や花粉、バクテリアなど車外の空気の状況や車内のCO2量をモニタリングし、必要に応じて内気循環を作動させたり、エアコン動作時にマイナスイオンを発生させたり、高機能フィルターの採用でよりクリーンな車内環境が保たれる。


 パワーユニットは前述の2機種に加え、2リッター直列4気筒インジニウム・ターボチャージドガソリン(P250/最高出力249PS、最大トルク365Nm)も用意され、ダイナミックハンドリングパックやコンフォートパックも追加設定。エクステリアカラーには新色ヴァレジネブルーも設定し、価格は733万〜940万円(税込)となっている。詳細についてはランドローバーの公式サイト(https://www.landrover.co.jp/discovery/discovery-sport/index.html)まで。

ディスカバリースポーツの2024年モデルでは、ブラックエクステリアパックを標準化したことで、より精悍な外見とした
2021年にはシステム最高出力は227kW/309PS、最大トルクで540Nmを発生する先進の”P300e PHEV”も追加された
インテリアでも従来のスイッチ類の操作系をインフォテインメントシステム”Pivi Pro”に統合し、より洗練されたデザインへと進化

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