『新世紀GPXサイバーフォーミュラレーシング with RFC』が2021年スーパー耐久参戦へ

2020年6月25日(木)21時41分 AUTOSPORT web

 ピレリスーパー耐久シリーズに参戦するRFCレーシングは6月25日、2020年シーズンに向け『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』とコラボレーションした『新世紀GPXサイバーフォーミュラレーシング with RFC』として参戦すると発表した。実際のアニメのオリジナルスタッフがコスチュームやマシンカラーリングをデザインしたほか、人気コスプレイヤーのえなこさんが公式アンバサダーに就任した。


『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』は、1991年に日本テレビ系列で放映されたアニメ。F1をはるかにしのぐスピードと性能、そしてAIによるサポート等最先端テクノロジーを取り込んだマシンで競う、次世代のモータースポーツが『サイバーフォーミュラ』だ。


 ストーリーでは、サイバーシステム開発者を父に持つ14歳の少年、風見ハヤトがニューマシン『アスラーダ』の争奪戦に巻き込まれた際にドライバー登録されてしまい、過酷なサイバーフォーミュラに参戦する。チームメイトやライバル、そしてアスラーダから時には教えをうけ、時には衝突しつつ成長していくというものだ。


 テレビシリーズ完結以降も、OVAシリーズが10年以上も続いた人気シリーズで、これをきっかけにモータースポーツを知ったという人も多いが、そんな『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』がピレリスーパー耐久シリーズに登場することになった。


 RFCレーシングは「コンテンツの力でたくさんの人にクルマ、レースの楽しさを伝えたい」という思いを理念とし、2019年まで別コンテンツとコラボしていたが、サイバーフォーミュラとのコラボを実現。作品が30周年の記念を迎える2021年のピレリスーパー耐久シリーズに参戦するための準備を進めていくという。


 気になるマシンは、ホンダ・シビック・タイプR TCRのボディに、サイバーフォーミュラのメカニカル作画を務めた重田智監督がデザインしたカラーリングが採用され、作品の世界観をリアルに再現したデザインに。ボンネットには作中でも登場するお馴染みのエンブレムも描かれる。


 また、ドライバーのスーツやレースクイーンコスチュームのデザインは、シリーズのキャラクター原案を務めた、いのまたむつみ氏が担当。白と青を基調とし、作中で主人公が所属するチーム『スゴウアスラーダ』を彷彿とさせるデザインとした。


 そして今回、コラボレーションの公式アンバサダーに人気コスプレイヤーのえなこさんが就任し、その初めてのレースクイーン衣装がお披露目された。


 チームの初お披露目は2021年シリーズ開幕戦を予定しているという。

重田智監督がデザインした『新世紀GPXサイバーフォーミュラレーシング with RFC』のマシンカラーリング
重田智監督がデザインした『新世紀GPXサイバーフォーミュラレーシング with RFC』のマシンカラーリング
いのまたむつみ氏が担当したレーシングスーツとレースクイーンコスチューム
『新世紀GPXサイバーフォーミュラレーシング with RFC』のアンバサダーに就任したえなこさん
『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の作中のワンシーン
『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の作中のワンシーン


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