立浪中日で話題沸騰の"プロスペクト" 華麗なる守備シーンに「肩マジで強い」「GG賞狙える」

2024年7月3日(水)12時34分 ココカラネクスト

ロドリゲスの守備が再び注目を集め始めている(C)産経新聞社

 中日は7月2日の巨人戦(松本)に2ー1の勝利。先発した小笠原慎之介は7回途中5安打1失点で4勝目をあげた。

 打線では1点を追う5回一死二塁の場面で打席に入った福永裕基が山崎伊織のシュートを捉えて値千金の逆転2ランをマーク。ここ最近は4試合連続で1番打者を任され、一塁守備でも堅実なプレーが目立つなど存在感を示している。

【動画】見たか、この球際の強さ、ロドリゲスの華麗な守備シーン

 僅差をものにした裏には堅い守備も大きかった。

 2試合連続で「8番・遊撃」で先発したクリスチャン・ロドリゲスは3回一死無走者の場面、現在リーグ2位の打率をマークしている好調な丸佳浩の二遊間への深い当たりをすばやい動きでキャッチすると正確なスローイングで一塁へ送球。ピンチの芽をつむと、このプレーには中継解説(BS日テレ)を務めた巨人OBの清水隆行氏も「(当たりは)もうヒットの当たりでしょうね」と好守を評価した。

 この守備シーンが「DAZN Japan」の公式Xで公開されるとファンの間からも「まじでうますぎ!」「肩マジで強いな」「華がある守備」「GG賞狙える!」などSNS上でも称賛の声が続々と集まっている。

 育成出身のクリスチャン・ロドリゲスはキャンプ二軍スタートながら、立浪和義監督始め首脳陣に身体能力の高さが評価され、3月下旬に支配下登録を果たした。

 オープン戦ではメジャー選手ばりに華麗な守備シーンもたびたび話題となり、3月29日のヤクルトとの開幕戦では「8番・遊撃」としてスタメン出場を勝ち取るも、打撃で対応できず、4月25日に登録抹消となっていた。

 ウエスタン・リーグでは打率「.275」と結果を残し、先週末の試合から再昇格となっていた。

 課題の打撃面でもこの試合では5回の第2打席で中前打をマーク、今後はコンスタントに状態を上げて、定位置確保を狙いたいところ。

 チームも首位の広島とは6ゲーム差、4位の巨人とは2・5ゲーム差と混セが続く。持ち味の投手力を生かすためにも、こちらも堅守で知られる二塁手の田中幹也との新二遊間コンビも注目を集める。

 22歳のキューバ出身の内野手は攻守にわたって伸びしろだらけともいえ、プロスペクト筆頭となっている。

 チームを勢いづける華麗な守備シーンに今後も注目が高まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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