中日ロマン腕、根尾昂の2週間ぶり救援炎上にXざわつく 「もう少しチャンスをあげてほしい」「打席もロマンある」
2025年5月21日(水)11時44分 ココカラネクスト

根尾は約2週間ぶりの登板となった(C)産経新聞社
中日は20日のDeNA戦(横浜)に2−10の大敗。先発の大野雄大が早期降板する中、2番手でマウンドに上がった根尾昂の登板内容にも注目が集まった。
【動画】根尾はオースティンに150キロ直球を捉えられ、本塁打とされた
6日のDeNA戦以来、今季4試合目の登板となった。0−4と序盤から大野が崩れ、2回一死一、三塁でスクランブル態勢の中、根尾はマウンドに上がると2番の牧秀悟をフルカウントからフォークで空振り三振、3番の度会隆輝には150キロ直球で一ゴロに打ち取った。
しかし続けてマウンドに上がった3回は先頭のタイラー・オースティンに初球の150キロを右翼スタンドに運ばれた。続く佐野恵太に四球。宮崎敏郎にも左前打を許し、無死一、三塁のピンチを招くと山本の犠飛でさらに1点を失う。
4回にも牧とオースティンに安打を許し、二死一、二塁で迎えた宮崎に再び3ランを許した。
結局この試合は2回3分の2を5安打5失点で降板。2回、急遽マウンドに上がった直後の内容は安定していたとあって、今後の起用法にも注目が高まる。
3回無死では打席にも入り、相手先発のケイの速球に豪快なフルスイングを披露、横浜スタジアムを訪れた中日ファンを沸かせたシーンもあった。
チームでは僅差のゲームが続くとあって、根尾もなかなかゲームに出しづらい展開が続いた。昨年は先発としても登板しているが、今季は救援として生き残りを図っていた。
今季は今月1日に1軍登録、2週間ぶりとなった1軍登板の内容にはXでもファンの間から「もう少しチャンスをあげてほしい」「打席のフルスイング、ロマンある」「まだまだ頑張ってほしい」など応援の声もあがっている。
今季が高卒7年目シーズン、投手転向4年目とそろそろ結果が求められる時期ではある。引き続き、背番号30の存在が注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]