独走で完全優勝のマルケス「最初から最後までリードする戦略だった」/MotoGP第9戦ドイツGP 決勝トップ3コメント

2019年7月8日(月)11時10分 AUTOSPORT web

 MotoGP第9戦ドイツGPの決勝レースを終え、MotoGPクラスで表彰台を獲得したマルク・マルケス、マーベリック・ビニャーレス、カル・クラッチローが会見に登場。レースを振り返るとともに、後半戦に向けての展望などを語った。


■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(決勝 優勝)


マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム

「最初から最後までレースをリードするのが戦略だった。最初の2周は落ち着いていこうと思った。レプソル・ホンダ・チームにとって、いい仕事をしたと思う。うまくいった」


「フリー走行4回目で、いい方向性を見つけることができたんだ。電子制御面だったり、タイヤだったりね。最初はリヤタイヤにはハードを履こうと思っていたんだけど、ウオームアップ走行後、そしてグリッド上でミディアムタイヤで行こうと決めたんだ。これは正しい判断だったね。最後までいいフィーリングだったよ。サマーブレイク前にこうして勝てて、とてもうれしいよ。すべてがうまくいっている」


「モンメロ(カタルーニャGP)までは、ドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)と争っていた。もちろん、ドゥカティはまたトップ争いに戻ってくるだろうと思う。けれど現時点では、ヤマハのふたりのライダー、(マーベリック・)ビニャーレスと(ファビオ・)クアルタラロが速い」


「とにかく、自分の仕事を続けていく必要がある。今日のように十分なペースに集中するだけだ。自分のリズムに集中していく」


■マーベリック・ビニャーレス/モンスターエナジー・ヤマハMotoGP(決勝 2位)


マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

「今日は最善策を採ったと思う。僕たちはリヤタイヤにハードを選んだ。最初はマルクについていこうとしたけれど、正直言って難しかったね。最初にアレックス(・リンス)をとらえようとして、それからカル(・クラッチロー)が接近した。かなり攻めたよ。カルが僕を交わしたら先行されてしまうとわかっていたから。それで2位を獲得できた。今日は昨日よりも、コースコンディションが厳しかった。グリップがなかったね」


「前半戦は難しいシーズンだったけれど、ここ2戦はうまくいっていると思う。モンメロ(カタルーニャGPでの多重クラッシュによる転倒リタイア)は残念だったけれどね。モンメロはセッティングやグリップの感触がかなりいいレースだったんだ」


「とにかく、作業を続けていかないと。ブルノ(次戦チェコGP)は大事だ。テストもある。後半戦に向けて、勢いを維持していきたい」


■カル・クラッチロー/LCRホンダ・カストロール(決勝 3位)


カル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)

「まず、チームのすばらしい仕事のおかげで表彰台に上がれた。マーベリックが言ったように、コースコンディションはよくなかった。レース中盤には、マーベリックのようなペースがあったんだけど、リンスがクラッシュするのを見て表彰台を獲得することを考えた」


「本当は、最後の5、6周で仕掛けようと思っていたんだけど……、風が強くてね。ヘルメットのなかで、目に涙が溜まってしまったんだ。それから残り2周では10コーナーでミスをしてしまって、スロットルを閉じることになった」


「表彰台に上がることができて、とてもうれしい。サマーブレイク前に、とても大事なことだ。満足だよ。(次戦チェコGPの)ブルノのプレスカンファレンスルームで、また会えることを楽しみにしている」


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