FC東京U-18がAT弾で鹿島を下して3位浮上/高円宮杯U-18プレミアリーグ

2017年7月10日(月)23時40分 サッカーキング

接戦を制して勝ち点3を手にしたFC東京U-18

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 高円宮杯U−18プレミアリーグEAST第8節が7月8日、9日に行われ、FC東京U−18と鹿島アントラーズユースが対戦した。

 スコアが動いたのは79分。後半立ち上がりから主導権を握っていたFC東京U−18は、坂口祥尉の左足で先制点を奪う。89分に鹿島の須藤翼に失点を許すものの、後半アディショナルタイムに杉山伶央が押し込んで勝ち越しに成功する。勝ち点3を積み上げたFC東京は鹿島をかわして3位に浮上した。

 決勝点を決めた杉山は「今年は攻撃のバリエーションを増やすために『クロスからのゴールを増やすように』と佐藤監督から言われていて、練習をしていました。なので、自分も得点を取るために積極的にクロスに合わせようと思っていました。今日のような形から決めることが多くなってきたので、このゴールは自信になります。今日は途中出場で悔しい気持ちがありましたが、追い付かれても自分が決めるんだという強い思いを持っていたので、それを実現できて良かったと思います」と試合を振り返った。

 敗れた鹿島アントラーズユースの熊谷浩二監督は「今日は本当にFC東京さんが素晴らしかったのですが、それを差し引いても自分たちが良くなかったです。身体が動いていなかったので、試合の入りはいつもの自分たちではなかったと思います。その中でも一度は追い付いたのですが、逆に言えばそこで勝ち越せるのがFC東京さんの強さ。今日の試合は立ち上がりからいつもと違っていたので、後ろで守備をセットして長いボールを使う戦術を選びました。本当であればいつも通り前から行きたかったのですが、プランを変えるしかありませんでした」と悔しい敗戦に唇をかんだ。

◆プレミアリーグEAST第8節結果
7月8日(土)
大宮アルディージャユース 1−2 柏レイソルU−18
7月9日(日)
青森山田高校 2−3 清水エスパルスユース
市立船橋高校 1−0 京都サンガF.C. U−18
FC東京U−18 2−1 鹿島アントラーズユース
浦和レッドダイヤモンズユース 2−0 横浜F・マリノスユース

◆プレミアリーグEAST順位表
1位 清水エスパルスユース 17pt(5勝2分1敗)
2位 青森山田高校 16pt(5勝1分2敗)
3位 FC東京U−18 16pt(5勝1分2敗)
4位 鹿島アントラーズユース 14pt(4勝2分2敗)
5位 柏レイソルU−18 12pt(3勝3分2敗)
6位 京都サンガF.C. U−18 9pt(3勝0分5敗)
7位 浦和レッドダイヤモンズユース 8pt(2勝2分4敗)
8位 大宮アルディージャユース 8pt(2勝2分4敗)
9位 横浜F・マリノスユース 6pt(1勝3分4敗)
10位 市立船橋高校 5pt(1勝2分5敗)

 サンフレッチェ広島F.Cユース対セレッソ大阪U−18は、悪天候で前半27分に中断後、延期が決定。ガンバ大阪ユース対ヴィッセル神戸U−18と米子北高校対大津高校は、悪天候により試合は延期となっている。

◆プレミアリーグWEST第8節結果
7月8日(土)
阪南大学高校 1−2 神戸弘陵学園高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 延期 セレッソ大阪U−18
7月9日(日)
アビスパ福岡U−18 2−4 東福岡高校
米子北高校 延期 大津高校
ガンバ大阪ユース 延期 ヴィッセル神戸U−18

◆プレミアリーグWEST順位表
1位 ヴィッセル神戸U−18 18pt(6勝0分1敗)
2位 セレッソ大阪U−18 16pt(4勝4分0敗)
3位 東福岡高校 16pt(5勝1分2敗)
4位 サンフレッチェ広島F.Cユース 15pt(4勝3分1敗)
5位 ガンバ大阪ユース 11pt(3勝2分2敗)
6位 米子北高校 7pt(2勝1分4敗)
7位 神戸弘陵学園高校 6pt(1勝3分4敗)
8位 阪南大学高校 5pt(0勝5分3敗)
9位 大津高校 5pt(1勝2分4敗)
10位 アビスパ福岡U−18 4pt(1勝1分6敗)

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