鈴鹿8耐参戦の信州活性プロジェクトTeam長野が拠点とする長野県の小学校でキャリア授業を行う

2023年7月16日(日)17時6分 AUTOSPORT web

 7月12日、2023年も鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦する信州活性プロジェクトTeam長野は、長野県諏訪郡富士見町の富士見小学校でキャリア教育授業を行った。この授業は、同町にあるTeam長野のスポンサーである、協和運送株式会社の協力で実現した。


 富士見小学校の6年生を対象としたこの授業では、Team長野のライダーであり創設メンバーである櫻山茂昇が教壇に立ち、自身が公務員とライダーという『二足のわらじ』をはいていることや、チームの歴史や現在の活動、そして鈴鹿8耐についてどんな姿勢で取り組んでいるかを児童たちに伝えた。

キャリア教育授業をした櫻山茂昇(信州活性プロジェクトTeam長野)


 児童たちは未知のモータースポーツという分野の話に頷きながら、時折感嘆の声をあげ授業に聞き入っていた。また、同町のスタッフが世界選手権である鈴鹿8耐に参戦している事を知り、「すごい!」と言葉を口にしていた。


 授業後には櫻山が実際に使用している装備品を手に取る機会もあり、児童が「これは何?」、「なんで胸当てをするの?」、「なんでグローブの薬指と小指はくっついているの?」など、疑問を口にした。

櫻山茂昇の装備品を確認する児童


 櫻山は、体を守る装備の重要性、そしてサーキットも公道同様にルールを遵守すること、そしてルールを遵守することで安全性が高まることを児童たちに伝えた。


「小学6年生のキャリア教育ということで、信州活性プロジェクトTeam長野の活動を中心にレースやイベント活動についてお話させていただきました。6年生となると進学を控え自分の将来について考える時間もあると思いますが、その時にダブルワークでも夢は叶えられること。諦めずに頑張ることで道は開けるということを思い出して貰えれば嬉しいです」と櫻山。


「また、サーキットはとてもスピードが出るので事故を防ぐため一般道より厳しいルールがあり、ルールをしっかり守ってこそ安心してレースが出来ます。なので、一般道でもしっかり交通ルールを守ることで事故を防ぐことも出来ることを子供たちに伝えました。この中から、ライダーが誕生してバイクで長野県の魅力を感じてくれる事を期待します」


 また、同席したTeam長野の広報の武居は「私達の使命は地域の活性化と長野県のPR。これからも様々な形で長野県という地域に貢献し、世界に活動を広めていきたい」と語った。

富士見小学校でキャリア教育授業を行った櫻山茂昇(信州活性プロジェクトTeam長野)


 チーム長野は8月6日の鈴鹿8耐に参戦する前にも、7月22日は長野市の『浅川ダム祭り』に、7月29日には車山高原スカイパークリゾートにて地元の警察署や地域交通安全活動推進委員とともに交通安全啓発活動『夏の交通安全やまびこ運動』にも参加する予定だ。

2022年も夏の交通安全やまびこ運動に参加した信州活性プロジェクトTeam長野
2022年も夏の交通安全やまびこ運動に参加した信州活性プロジェクトTeam長野

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