プレミア屈指の“名物審判”マイク・ディーン氏、プロ審判協会を退会…昨季はVARを担当

2023年7月16日(日)13時53分 サッカーキング

プレミアリーグの“名物審判”として知られるマイク・ディーン氏 [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグは15日、“名物審判”として知られるマイク・ディーン氏がイングランドのプロ審判協会(PGMOL)から脱退することを発表した。

 1968年7月2日生まれで現在55歳のディーン氏は、1985年に審判員としてのキャリアをスタートさせ、1995年からフットボールリーグ(EFL)の副審、1997年からは主審を担当。2000年からはプレミアリーグで笛を吹き、通算560試合を担当した。同リーグでは合計2064枚のイエローカード、114枚のレッドカードを提示。FAカップ決勝やリーグカップ決勝などの大舞台を任された反面、物議を醸したジャッジも多く、プレミアリーグ屈指の“名物審判”として知られている。

 2021−22シーズン終了後にはマッチレフェリーを引退し、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)専任となったディーン氏。後進の育成にも従事していた同氏だが、今夏にPGMOLを離れることが決定した。これを受け『BBC』などのイギリスの有力メディアは、「ディーン氏の28年に及ぶプロレフェリーとしてのキャリアに終止符を打った」と題して一斉に報じている。

 PGMOLは公式Twitter(@FA_PGMOL)にディーン氏へのメッセージを投稿。「マイクの功績および審判とゲーム全体への多大な貢献を記録に残したいと考えている。我々は彼の長期に渡る組織への献身に感謝し、今後の成功を祈っている」と綴っている。

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