MotoGPクラスのフォーマットが変更に。金曜日の1セッションのみで予選Q1・Q2振り分けへ

2023年7月18日(火)5時30分 AUTOSPORT web

 7月17日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)はロードレース世界選手権のMotoGPクラスにおいて、予選Q1・Q2への振り分けを金曜日に行われる60分間の『プラクティス』の1セッションのみで行うと発表した。


 現在のMotoGPクラスにおいて、金曜日には45分間のフリー走行1回目、60分間のフリー走行2回目とふたつのセッションが行われている。両セッションで予選に向けたタイム計測を行い、トップ10に入ったライダーがダイレクトでQ2に進出できた。


 しかし、今後は金曜日の午後に行われる60分間の『プラクティス』でのみ予選に向けたタイム計測を行うことが発表された。今まで通り、金曜日は45分間と60分間のふたつのセッションが行われることに変わりはないが、フリー走行1回目(FP1)と新たに『プラクティス(PR)』へと名称が変更される。

2023MotoGP第8戦オランダGP


 この60分間の『プラクティス』の1セッションでのみ予選に向けたタイム計測が行われ、トップ10がダイレクトで予選Q2に進出できることになる。そのため、初日の走り始めとなるFP1は、各ライダーやチームにとってマシンのセッティングなどに費やす時間が増えることになりそうだ。


 2日目となる土曜日には、30分間のフリー走行2(FP2)が行われたのちに、15分間の予選Q1・Q2、そしてスプリントが行われる。日曜日の各セッション、そしてMoto2とMoto3クラスにおいても変更はなく、MotoGPクラスのみに適用される。この変更は、早くもサマーブレイク明けの後半戦スタートとなる8月4〜6日にシルバーストン・サーキットで開催される第9戦イギリスGPからの適用となるようだ。


MotoGPクラスにおける週末のスケジュール


︎金曜日
・フリー走行1回目(45分間)
・プラクティス(60分間)※予選ダイレクトQ2進出に向けた唯一のタイム計測


︎土曜日
・フリー走行2回目(30分間)
・予選Q1(15分間)
・予選Q2(15分間)
・スプリント


︎日曜日
・ウォームアップ走行(10分間)
・決勝レース

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