チェルシーDFフォファナ、前十字じん帯損傷で手術…今季絶望の可能性も?

2023年7月19日(水)8時42分 サッカーキング

長期離脱となったウェズレイ・フォファナ [写真]=Getty Images

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 チェルシーは18日、フランス代表DFウェズレイ・フォファナがひざの手術を受けたことをクラブ公式サイトで発表した。

 チェルシーは同日にアメリカで行われるプレシーズンツアーに参加するメンバーを発表。29選手が帯同することが明らかになっていたが、W・フォファナはメンバーに名を連ねず。一部報道では負傷したことが要因と報じられていたなか、今回状態が明らかになった。

 発表によると、専門医による診断の結果、残念ながら手術が必要であることが確認されたため、前十字じん帯(ACL)の再建手術を受けたという。これから回復に向けて、コブハムにあるクラブの医療部門と協力していくことが伝えられている。

 なお、アメリカに移動して、19日に行われるレクサムとの今夏最初の親善試合に向けた記者会見に出席したマウリシオ・ポチェッティーノ監督はW・フォファナについて聞かれると、「本当に悲しいし、悪いニュースだ。私たちにできることは彼を助けることだけだ」と主力として起用されることが予想されていた同選手の離脱を嘆いた。

 前十字じん帯の手術を受けたW・フォファナは少なくとも6〜9カ月程度は離脱することが予想されているが、ポチェッティーノ監督は「(今シーズン)プレーする準備ができることを願っている。すべての情報を見て、それが難しいことはわかっているけどね」と開幕前ながら、今シーズン絶望の可能性も示唆しつつ、「すべてが順調に回復して、シーズン終了までにできるだけ早く準備が整うことを願っている」と早期回復に期待も寄せた。

 現在22歳のW・フォファナは2021年8月に腓骨骨折で約6カ月も離脱を余儀なくされたものの、同シーズンの後半戦に復帰し、昨年8月にレスターから7000万ポンド(約127億円)相当の移籍金でチェルシーに加入した。しかし、昨年10月にひざの負傷で約4カ月離脱した影響で、2022−23シーズンは公式戦20試合の出場にとどまった。

 先月16日にはジブラルタル代表戦で念願のフランス代表デビューも果たした同選手だったが、再び長期離脱を余儀なくされることとなった。

サッカーキング

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