バルサが“2つ目のレバー”を作動…リーグ戦放映権の15%・25年分を追加売却と発表

2022年7月22日(金)17時20分 サッカーキング

大型補強敢行のバルサが2つ目の“レバー”を動かした [写真]=Getty Images

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 バルセロナは22日、クラブのラ・リーガ放映権15パーセントをアメリカのPEファンド『Sixth Street』に売却したことを発表した。

 バルセロナは今年6月30日に、リーグ戦放映権の10パーセント・25年分を『Sixth Street』に売却したことを発表していた。2回の取引により、バルセロナはリーグ戦放映権の25パーセント・25年分を同社に売却したことになった。大手メディア『ESPN』によると、2回目の売却額はおよそ3億2000万ユーロ(約448億円)となり、『Sixth Street』は年間4140万ユーロ(約58億円)の利益を得ることになるという。

 また、同メディアは今回の“2つ目のレバー”作動により、バルセロナが今夏獲得したコートジボワール代表MFフランク・ケシエ、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ブラジル代表FWハフィーニャ、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキらの選手登録が可能になると指摘している。

 バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は発表に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「我々は引き続き戦略を進めており、Sixth Streetとの追加契約が完了したことで、資本力を有意義に高めることができることを嬉しく思っています。ここ数週間、我々とSixth Streetは、我々の組織のために何を達成しようとしているのかについて共通の理解を持ち、協力し合ってきました」

 また、『Sixth Street』のアラン・ワックスマンCEO(最高経営責任者)は、「バルセロナは世界でも有数のスポーツ組織であり、この追加投資によって我々の関係を拡大できることを嬉しく思います。我々の柔軟性とクロスプラットフォームに関する専門知識は、高度な戦略的イニシアチブの実行を目指す経営陣にとって、今後も価値あるものとなるでしょう」とコメントしている。

サッカーキング

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