10人のドイツがサウジ撃破! 2度追いつかれるも打ち合い制す

2021年7月25日(日)22時39分 サッカーキング

サウジアラビアとドイツが対戦した [写真]=Getty Images

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 東京オリンピック男子サッカー競技一次ラウンド・グループD第2節が25日に行われ、U−24サウジアラビア代表とU−24ドイツ代表が対戦した。

 ドイツは11分に先制する。ベンヤミン・ヘンリヒスが右サイドからペナルティエリア手前に斜めのパスを通すと、受けたマックス・クルーゼはワンタッチで右のセドリック・トイヒャートに展開。さらにトイヒャートもワンタッチで折り返すと、最後はナディエム・アミリがダイレクトで流し込んだ。

 30分、サウジアラビアが試合を振り出しに戻す。自陣ゴール前で相手の攻撃を食い止めたところからシンプルなパスワークで前進。左で受けたサレム・アル・ドサリがカットインから右足を振り抜くと、相手GKフロリアン・ミュラーはボールをキャッチすることができず、こぼれ球をサミ・アル・ナジェイが押し込んだ。

 43分、ドイツが勝ち越しに成功する。アモス・ピーパーがペナルティエリア内に浮き球を供給すると、反応したラフナール・アヘはダイレクトボレーで合わせる。これは相手GKに阻まれたが、こぼれ球に素早く反応したアヘが押し込んだ。

 ビハインドで折り返したサウジアラビアは、50分に再び追いつく。味方とのパス交換でペナルティエリア右のポケットに侵入したサウド・アブドゥルハミドが折り返し、アル・ナジェイがダイレクトで流し込んだ。

 ドイツは65分、2試合連続の退場者を出す。味方からの中途半端なバックパスを狙われると、カバーに入ったピーパーがアル・ドサリを倒してしまう。当初はイエローカードの判定だったが、主審はオンフィールドレビューで判定を変え、ピーパーは一発レッドカードで退場となった。

 すると75分、10人のドイツが再び勝ち越しに成功する。右コーナーキックからクルーゼがストレート系のボールを供給すると、中央でフェリックス・ウドゥオカイが頭で合わせて押し込んだ。

 試合はこのまま終了し、ドイツが3−2で勝利。ドイツは1勝1敗、サウジアラビアは2連敗となった。次節は28日に行われ、サウジアラビアはU−24ブラジル代表と、ドイツはU−24コートジボワール代表と対戦する。

【スコア】
U−24サウジアラビア代表 2−3 U−24ドイツ代表

【得点者】
0−1 11分 ナディエム・アミリ(ドイツ)
1−1 30分 サミ・アル・ナジェイ(サウジアラビア)
1−2 43分 ラフナール・アヘ(ドイツ)
2−2 50分 サミ・アル・ナジェイ(サウジアラビア)
2−3 75分 フェリックス・ウドゥオカイ(ドイツ)

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