ウルヴズがFWファン・ウィジョ獲得を狙う…ボルドーで11発の主砲に4億円オファーか

2022年8月4日(木)13時13分 サッカーキング

昨季はリーグ・アンで11得点をあげたファン・ウィジョ [写真]=Getty Images

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 ウルヴァーハンプトンは、ボルドー(リーグ・ドゥ/2部)に所属する韓国代表FWファン・ウィジョに獲得オファーを送ったようだ。3日、フランス紙『レキップ』が報じている。

 前線の補強を目論むウルヴァーハンプトンは3日、ボルドーに対してファン・ウィジョの獲得オファーを送った模様。その移籍金は300万ユーロ(約4億円)と見られているが、報道によると、ボルドーはこれを十分な金額だとは考えていないようだ。一方で、ボルドーの苦しい財政状況や、ファン・ウィジョ本人がプレミアリーグでプレーする夢を隠していないことから、引き続き移籍に向けたクラブ間の交渉は続くものとされている。

 今月30歳を迎えるファン・ウィジョは、2017年から2019年までガンバ大阪でプレーしたストライカー。2018シーズンは明治安田生命J1リーグで27試合に出場16得点を記録し、「2018 Jリーグアウォーズ」でベストイレブンを受賞した。そして2019年夏にボルドーへ移籍すると、フランスの地でもその得点力を発揮。3シーズンの間にリーグ・アンで通算29ゴールをあげ、同リーグのアジア人最多得点記録を更新した。

 だが、近年財政的な問題に悩まされるボルドーは2021−22シーズン、ファン・ウィジョのリーグ11得点という奮闘も虚しく、リーグ・アン最下位に終わりリーグ・ドゥ降格が決定。さらに、多くの負債を抱えるその財務状況から、一時はシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナル(フランス全国選手権/3部相当)降格とする処分が下されていた。

 しかしその後、ボルドーはこの処分に対してただちに上訴。オーナーの出資や選手の売却によって財政状況を回復させ、新シーズン開幕3日前に逆転での2部残留が決定していた。なお、7月30日に行われたリーグ・ドゥ開幕節のヴァランシエンヌ戦では0−0のドロースタートを切っている。

 もしウルヴァーハンプトンへの移籍が実現することとなれば、ファン・ウィジョは同胞のFWファン・ヒチャンと再会することとなる。自身の夢でもある舞台へのステップアップは実現することとなるのだろうか。

サッカーキング

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