レッドブル・ホンダF1のガスリー「突然僕だけペースが低下した」と困惑。原因究明のためチームの協力求める

2019年8月7日(水)8時1分 AUTOSPORT web

 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、自分が満足いくペースを一貫して発揮することができない理由を知るために、チームと共にじっくり分析したいと語った。


 2019年F1ハンガリーGPで、ガスリーは金曜は順調に思えた。しかし予選ではチームメイトのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得したのに対し、ガスリーは6番手にとどまり、タイムも0.878秒も遅れを取った。決勝でも挽回することができず、2位のフェルスタッペンに周回遅れにされ、6位でフィニッシュした。


「今週末は出だしはとても好調だった。でもFP3からペースを失い、グリップ不足に苦しむようになった」とガスリーはレース後に語った。


「状況は予選でも変わらず、苦労し、最大の結果を出すことができなかった。トップ争いができるだけの、同等の速さがなく、(レースでも)同じことが続いた」

2019年F1第12戦ハンガリーGP決勝スタート直後のピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)

 今シーズン、トロロッソからレッドブルに昇格したガスリーは、チームや自分自身が求めるようなパフォーマンスを発揮できずにいる。イギリスGPでは4位を獲得、ついにスランプを脱したかと思われたが、その後のドイツ、ハンガリーの2連戦は再び不本意な結果に終わった。


 ハンガリーでなぜフェルスタッペンとのペースの差がこれほど大きかったのかを探るため、ガスリーはチームとともに改めて分析を行いたいと語った。


「分析する必要がある。金曜にはまずまずのペースがあったんだ」とガスリー。


「もちろんマックスも(金曜の)ペースはよかったが、僕らの方はFP3からペースが大幅に落ちてしまい、グリップを得られずに苦しんだ」


「今必要なのは、チームの皆とじっくり話し合うことだと思う。協力し合って、何がよくなかったのか、理由を見つけ、スパには強くなって戻ってくる必要がある」


「(レッドブルRB15に対して)自信を持てる時もあれば、その自信がどこかにいってしまうこともある」


「感覚にもっと一貫性を持たせるための解決法を見つけたい。次のグランプリまで2、3週間あるから、その時間を利用して、チームとともにいろいろなことを理解し、速かった時、そうでなかった時の理由を見つけ出す。次のレースでは必ず強さを発揮したいと思っている」


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