セビージャ加入のMFソウが“持ち味”発揮に意欲「10ゴールを決めるような選手ではないけれど…」

2023年8月9日(水)13時18分 サッカーキング

セビージャに加入したMFジブリル・ソウ [写真]=Getty Images

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 今夏にフランクフルトからセビージャに加入したスイス代表MFジブリル・ソウが、入団会見に臨んだ。8日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 1997年2月6日生まれのソウは現在26歳。チューリッヒの下部組織に入団し、その後はボルシアMGの下部組織へと移籍した同選手だったが、2016年10月のトップチームデビュー以降は出場機会に恵まれなかった。それでも2017年夏から2シーズン在籍したヤング・ボーイズではスイスリーグ連覇の立役者に。2019夏にはフランクフルトに活躍の場を移すと、“ダイナモ”として2021−22シーズンのヨーロッパリーグ優勝にも貢献。クラブ公式戦通算160試合に出場していた。

 今夏の移籍市場ではラツィオなどからも関心を寄せられていたソウ。最終的にセビージャと5年契約を締結したことについて、同選手は「ビクトル・オルタ(スポーツディレクター)とは何度も連絡を取っていたし、セビージャがとても興味を持ってくれていることが伝わった。個性豊かなクラブで、僕のキャラクターにも合っているよ」と告白。続けて「セビージャはすでに成功を収められるクラブということを証明しているけど、もっと多くのことを成し遂げるために自分の力を発揮したい」と決意を語った。

 また、ソウは「自分のクオリティは理解している。僕はチームプレーヤーで、チームの成功のためにすべてを捧げるつもりだ。走り、インテリジェンス溢れるプレーで結果を残したい。10ゴールを決めるような選手ではないけれど、ハードワークで貢献していく」と自身のプレースタイルに触れつつ、献身性を強調している。

 昨シーズンはラ・リーガで残留争いに身を置きながらも、ヨーロッパリーグを制覇したセビージャ。今年3月に就任し、新シーズンも指揮を取るホセ・ルイス・メンディリバル監督のスタイルはハイプレス&ハイラインだけに、ハードワークが得意なソウが輝くには打って付けだ。

サッカーキング

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