60発ペースで量産も「出る時は出る」と冷静 止まらぬオルソン、大谷翔平を突き放す43号を放つ「重圧は感じない」

2023年8月14日(月)12時11分 ココカラネクスト

シーズン60発ペースと量産しているオルソン。大谷と同世代のスラッガーはすこぶる好調だ。(C)Getty Images

 29歳のスラッガーのペースは俄然増すばかりだ。

 現地8月13日に敵地で行われたメッツ戦でブレーブスのマット・オルソンは43号を記録。2本を放った前日に続く一発でメジャー単独トップの位置をキープした。

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 連夜の豪快弾だ。3点ビハインドの8回1死二塁の局面で、メッツの3番手左腕ブルックス・レイリーと対峙したオルソンは、カウント2-1からインコース低めに投じられたシンカーを強振。109.5マイル(約176.2キロ)を計測した打球は右中間スタンドに一直線。飛距離455フィート(約138.6メートル)の特大アーチとなった。

 この日は大谷翔平(エンゼルス)が41号を放って話題を作ったが、負けじと一発を打つオルソンはすこぶる好調と言える。直近15試合10本目という驚異的なスタッツを記録し、シーズン換算では60発ペースとした。

 大谷との“両リーグホームラン王”を巡る争いはおそらく今後も続く。そんなプレッシャーのかかる状況をオルソン自身は楽しんでいるようだ。現地13日にMLB公式サイトに掲載されたミニインタビュー内で、次のように語っている。

「いや、僕はプレッシャーなんて感じてないよ。そもそもホームランを打とうと思って打席に立ってないからね。今まで人生で、ホームランを打とうとして、実際に打てたことは片手で数えられるくらいさ。とにかくいい打席にすることを心掛けている。そうすれば手応えみたいなものが残るんだ。強引にはできない」

 さらに「ホームランは堅実で、良いアプローチの産物さ。出る時は出るんだ」とも語ったオルソン。自然体で量産体制に入ったスラッガーのバットからは、まだまだ一発が出続けそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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