グランプリのうわさ話:2021年PU規則決定遅れにいら立つエンジンサプライヤー。ポルシェ復帰決断の遅れが原因か

2018年8月16日(木)13時46分 AUTOSPORT web

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。


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 現在F1に参戦する4社のエンジンマニュファクチャラーは、FOMの新オーナーとFIAに対して不安を抱いている。2021年のエンジンがコース上でテストを行なう時期まで30カ月を切ったが、いまだにエンジン規則は決定されておらず、時間が不足してきている。


 FIAはこの規則をフランスGPとオーストリアGPの間の6月末までに発表するとしていたものの、そこから7週間が過ぎたいまもまだ、近々発表となりそうな予兆すらなく、メルセデス、フェラーリ、ホンダ、ルノーはいら立ちを覚えている。


 おそらくはポルシェが3年後のF1復帰に二の足を踏んでいることがFIAの決定を遅らせているのだろう。しかしポルシェがF1に復帰しなかったとしても、FIAとFOMはマニュファクチャラーに対し、現在よりもコストのかからないエンジンを要求することになりそうだ。


続きはF1速報WEBで掲載中


■フォース・インディア売却で難しい決断を迫られるメルセデス
 トト・ウォルフはローレンス・ストロールとその周辺の投資家たちから難しい決断を迫られている…。


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