A・コレアが快心の2ゴール!…苦しんだアトレティコ、セルタを下して白星発進
2021年8月16日(月)8時2分 サッカーキング
リーガ連覇を目指すアトレティコは、開幕戦でセルタの本拠地に乗り込んで敵地で対戦。この試合では3バックを採用し、マルコス・ジョレンテやコケ、サウールらを起用。ルイス・スアレスや新加入のロドリゴ・デ・パウルらはベンチスタートとなった。
試合は23分にアトレティコが動かす。左サイドでトマ・レマルが前を向くと、そのままスピードに乗って相手をかわしてバイタルエリアに侵入。そして落としのボールを受けたアンヘル・コレアが右足を振り抜くと、このシュートがゴール右隅に決まった。GKも反応できない強烈なシュートでアトレティコが先制する。
試合はアトレティコのリードで後半へ差し掛かると、セルタは55分に同点のチャンスを得る。FKからゴール前にボールを送り込むと、アスパスとの競り合いでM・ジョレンテの手にボールが当たり、これがVARの末ハンドの判定に。このPKをエースのアスパスがしっかりと決め、ホームのセルタが同点に追いついた。
しかしアトレティコは追いつかれて間もない64分、カウンターの流れからサウールが駆け上がると、逆サイドで動き出したA・コレアへラストパス。これをA・コレアがトラップから右足で流し込み、背番号「10」のドブレーテでまたもアトレティコがリードを取り戻した。
再びリードを失ったセルタは、終盤にかけて猛攻を仕掛ける。しかし固いブロックを敷くアトレティコがなんとか耐え凌ぐと、90+5分にはヒートアップした選手を中心に、両軍のベンチやスタッフもピッチに入る揉み合いが勃発。結果的にセルタのウーゴ・マジョとアトレティコのマリオ・エルモソが退場を命じられた。
その後もセルタの攻撃を抑え込んだアトレティコが、苦しみながらも1−2で勝利。A・コレアの2得点を守り切り、難敵を相手に白星スタートを飾った。
次節、セルタは23日にアウェイでオサスナと、アトレティコは22日にホームでエルチェと対戦する。
【スコア】
セルタ 1−2 アトレティコ・マドリード
【得点者】
0−1 23分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)
1−1 59分 イアゴ・アスパス(セルタ)
1−2 64分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)