数的不利の中でのデビュー…クロップ監督は遠藤航を擁護「計画通りではなかった」

2023年8月20日(日)10時46分 サッカーキング

リヴァプールデビューを果たした遠藤 [写真]=Getty Images

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 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、デビューを果たした日本代表MF遠藤航について言及した。

 プレミアリーグ第2節が19日に行われ、リヴァプールはボーンマスと対戦。18日に加入が発表された遠藤は早速ベンチ入りを果たすと、アレクシス・マック・アリスターが退場したことにより、数的不利となった直後の3−1でリードしていた63分から途中出場し、新天地デビューを果たした。遠藤は安定感のあるプレーを披露すると、リードを守り切ったリヴァプールは3−1で勝利し、今季初白星を飾っている。

 試合後、クロップ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で加入したばかりの遠藤を早速起用したことについて聞かれると、「これは計画通りではなかった。彼にとってのここ2日間は残酷なまでに激しいものだった」と語りながら、次のように続けた。

「今朝、座って話をしたが、4−4−1については話していなかった。そんなことになるなんて考えてもいなかった。このような試合に5分間出場することは、200分間プレーしたような気分になることをみんな知っている。この中盤はみんなと一緒にプレーしたことがなかった。計画はしていなかったが、私たちはこれを乗り越え、彼は最初のプレー時間を手にしたんだ」

 さらに、クロップ監督は試合後の会見でも「ひどい状況だった」と遠藤のデビュー戦が難しい状況であったことを強調しながら、全力を尽くしてくれたと同選手を称えた。

「最初の試合でピッチに入って、ハーヴェイ(・エリオット)も途中から出てきて右に左に走り回って心拍数はおそらく240くらいになっていただろう。遠藤についても同様だったと思う。彼はここに来てまだ2日で、全く問題はなかったが、何をすればいいかは全くわからなかったと思う」

「今朝、彼とは11人でどのように戦うかは話をしたが、4−4−1のことなどについての会話は一切しなかった。それが現状だ。ここ2日はあまり寝られなかったと思うけど、ピッチに立って全力を尽くしてくれた」

サッカーキング

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