初のF1カタールGPが2021年に開催か。後半戦カレンダーは今週発表の見込み
2021年8月24日（火）7時39分 AUTOSPORT web
2021年F1後半戦に初のカタールGP（ロサイル・インターナショナル・サーキット）が開催される可能性が高まっていることが分かった。
F1は今年23戦のカレンダーを組んだものの、コロナ禍でいくつかの変更を強いられ、現時点では、日本GPが開催予定だった10月とオーストラリアGPが予定されていた11月に空白ができている。
10月1〜3日第16戦の開催地トルコは、現在イギリス政府が定めるレッドリスト国であり、イギリスへの帰国の際に厳しい隔離が義務づけられている。また、11月に予定されているブラジルもレッドリスト国だ。そのため、F1としては、それぞれの翌週に、レッドリスト国以外でのグランプリを開催する必要がある。
それらの候補として、カタールおよびバーレーンでのグランプリが浮上してきた。バーレーンで行う場合、サクヒールのアウターサーキットが使用されるものとみられる。両グランプリが開催される場合、10月と11月のどちらに組み込まれるのかは、現時点では不明だ。
カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットは、2004年からMotoGPが開催されるなど、二輪レースではおなじみの地。シングルシーターでは2009年にGP2アジアが開催された。
F1は8月26日までに後半戦のカレンダーを発表する意向であると考えられている。
