元イングランド代表グリーンウッド、代表チーム変更へ…ジャマイカ代表としてワールドカップを目指す

2024年8月24日(土)18時53分 サッカーキング

ジャマイカ代表入りが報じられているメイソン・グリーンウッド[写真]=Getty images

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 マルセイユに所属する元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドがジャマイカ代表としてプレーする手続きが進められているようだ。23日、イギリスメディア『サン』が伝えている。

 7歳からマンチェスターユナイテッドの下部組織に所属したグリーンウッドは、2019年に17歳の若さでトップチーム昇格し、翌年にはイングランド代表デビューを飾るなど、マンチェスターユナイテッドとイングランド代表の将来を担う逸材として期待されていた。

 しかし、2022年1月に恋人に対する強姦と暴行容疑で逮捕され、活動停止となった。2023年に起訴は取り下げられたものの、マンチェスターユナイテッドでの復帰は叶わず、昨季はラ・リーガのヘタフェにレンタルで移籍。今季からリーグ・アンのマルセイユに完全移籍で加入した。

 新天地での活躍を期待されているグリーンウッドだが、『サン』によれば、イングランド代表ではなく、父親の出身国であるジャマイカの代表として2026年のFIFAワールドカップを目指すようだ。

 FIFAの規則では、21歳になるまでにA代表の公式試合に3回以上出場していない場合、代表チームの変更が認められており、イングランド代表として1試合しか出場していないグリーンウッドはジャマイカ代表としてプレーが可能だ。

 グリーンウッドは以前からジャマイカサッカー協会から提案を受けていたものの、当初は拒否していたとのこと。しかし、8月にジャマイカ代表監督に就任した元イングランド代表監督で、マンチェスターユナイテッドでもコーチを務めたスティーブ・マクラーレン氏からの説得で、代表チームを変更することを決断したという。

 すでに、ジャマイカサッカー協会はイングランドサッカー協会(FA)に対して国際登録を変更するように要請しており、順調に手続きは進められているようだ。果たして、マルセイユでも開幕戦から2ゴールを記録し、大爆発の予感を漂わせるグリーンウッドは、ジャマイカ代表でも活躍することになるのだろうか。

サッカーキング

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