ベッカム氏とガリー・ネビル氏らがイングランド4部サルフォードを買収 夢はプレミアリーグ昇格
2025年5月8日(木)23時52分 スポーツニッポン
サッカーのイングランド4部サルフォードは8日、同クラブが元イングランド代表MFのデビッド・ベッカム氏(50)や元同代表DFのガリー・ネビル氏(50)、米国を拠点とする実業家らが参加するコンソーシアム(共同事業体)に買収されたと発表した。
同クラブはマンチェスター近郊のサルフォード市を本拠地に1940年に創立。ベッカム氏とともにマンチェスターUの黄金時代を支えたライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ガリー・ネビル氏、フィル・ネビル氏、ニッキー・バット氏ら“92年組”が8部相当だった2014年に買収し、のちにベッカム氏も経営に参加していた。チームのプロ化を進めて19〜20年シーズンから4部に昇格して今季は8位だった。ベッカム氏とガリー・ネビル氏を除く“92年組”は今後、株主の立場を離れる一方でクラブで新たな役割を得るという。
ベッカム氏は「私はサルフォードで育ち、住んでいたころの懐かしい思い出がある。その場所と人々はサッカー人生の初期に重要な役割を果たした。次の章の一部となることをうれしく思う」とコメント。また、英メディアによれば、将来的なプレミアリーグ昇格を目標に掲げた一方で「多くの努力と多くの投資が必要」と語ったという。同氏は米MLSでアルゼンチン代表FWメッシらが所属するマイアミの共同オーナーを務めている。