好調マクラーレンF1「ランキング4位を守り抜くため、後半戦も毎回完璧なレースを目指していく」

2019年8月29日(木)14時25分 AUTOSPORT web

 マクラーレンF1チームは、サマーブレイクに入る8月までの間に築き上げてきた勢いを維持したいと考えている。チームは82ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権4位となっており、5位のトロロッソ・ホンダに39ポイント差をつけている。


「サマーブレイクはチームがリラックスし、家族や友人と過ごすための良い機会となった。今の我々は集中し、再びレースに出る準備ができている」とマクラーレンF1のチームプリンシパルを務めるアンドレアス・ザイドルは語った。


「シーズン後半でも勢いを維持していきたい。いつもどおり、戦略やピットストップ、信頼性といった要素を含むレース運営全体を、できるだけいい形で行うことに集中しなければならない」


 カルロス・サインツJr.とランド・ノリスは、直近の5戦で合計52ポイントを獲得した。そのポイント数はメルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダを除けばどのチームよりもはるかに多い。だがマクラーレンは、他のチームからの挑戦に引き続き注意を払っている。


「中団での激しい戦いは、シーズン終わりまで続くだろう」とザイドルは言う。


「だからドライバーたちのために、毎週末ポイントを獲得するための最高のチャンスを用意することが重要だ。現在の順位を確固たるものにし、このポジティブな傾向を維持していきたい」


「中団での勝負は、コース上だけでなくファクトリーでの作業に左右される部分も大きい。カルロスとランドは、これまでのところ素晴らしい仕事をしてきた。我々はチームとしてともに前進を続けようとしている。戦いはシーズンの最後の最後まで続くのだ」


 サインツJr.は「夏の間に休みを取ることができてよかった。家族や友人と会うことができたんだ」と語る。


「忙しい半年を過ごした後だったから、皆、ゆっくり休む資格があった。バッテリーを充電したし、そろそろレースに戻る時間だ。僕らは大きな望みを抱いている。良い結果を出し続け、(コンストラクターおよびドライバーの)両チャンピオンシップにおいて可能な限り上位を狙って戦いたいと思っているんだ。今シーズンはまだたくさんのレースが残っている。中団でのバトルは面白いものになるはずだよ」


 ノリスは「またマシンに乗れるのがすごく楽しみだ」と話している。
「休みを取って充電できた。また戦う準備はできている。シーズン最後まで全開で進んでいくつもりだよ。エンジニアたちと協力し合って今後のレースへの準備を整えていく。これまでレースをしたことがないコースにも、十分な備えをして、チャレンジしたい」


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