スーパーフォーミュラ・ライツ:宮田莉朋がポール・トゥ・ウインで開幕2連勝を飾る
2020年8月30日(日)9時37分 AUTOSPORT web
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦は8月30日、ツインリンクもてぎで14周の決勝レースが行われ、宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM’S 320)がポールポジションから逃げ切り開幕2連勝を飾った。2位は小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM’S 320)、3位は阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)となった。
前日の第1戦に続き、気温30℃を超える暑さのなか、9時5分にスタートの時を迎えたスーパーフォーミュラ・ライツ第2戦。第1戦のレース直後、熱中症で倒れた名取鉄平(TODA FIGHTEX)はその後回復し元気な姿をみせていたが、この日も朝のメディカルチェックをパス。スーパーフォーミュラのフリー走行に続き第2戦に挑んでいる。
迎えたスタートでは、前日は多くのマシンがストールに見舞われたものの、この日は全車がスタートを切ることができ、宮田がトップで1コーナーへ。小高が続くが、2列目の争いは加速に優った阪口が3番手に。高星明誠(B-MAX RACING TEAM)が4番手となった。
1周目、130Rでは藤波清斗(B-MAX RACING TEAM)が名取をかわし6番手に浮上するが、その後上位陣は大きなバトルはなく、中盤以降ファステストラップを連発した宮田が逃げ切り、開幕2連勝。小高が2位、阪口が3位という結果となった。
4位は高星、5位は藤波との戦いを制した河野という結果に。藤波が6位となった。マスタークラスは、1周目からDRAGON(TEAM DRAGON SFL)と植田正幸(Rnsports320)のバトルとなったが、2周目の3コーナーで植田がスピン、さらにその後ストップを喫し、4周目にはDRAGONもトラブルが起きたようでストップ。完走を果たした吉田基良(B-MAX ENGINEERING)が優勝を飾った。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦ツインリンクもてぎ
決勝結果
Pos | No | Cls | Driver | Car | Engine | Laps | Grid | Qualify |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 宮田莉朋 | カローラ中京 Kuo TOM’S 320 | トヨタ-トムスTAZ31 | 14 | 1 | 1’44.826 | |
2 | 37 | 小高一斗 | カローラ中京 Kuo TOM’S 320 | トヨタ-トムスTAZ31 | 14 | 2 | 1’45.219 | |
3 | 50 | 阪口晴南 | Buzz Racing with B-MAX | スピースA41 | 14 | 4 | 1’45.484 | |
4 | 52 | 高星明誠 | B-MAX RACING TEAM | スピースA41 | 14 | 3 | 1’45.364 | |
5 | 35 | 河野駿佑 | RSFINE K&N 320 | トヨタ-トムスTAZ31 | 14 | 5 | 1’45.744 | |
6 | 51 | 藤波清斗 | B-MAX RACING TEAM | スピースA41 | 14 | 6 | 1’45.940 | |
7 | 2 | 名取鉄平 | TODA FIGHTEX | 戸田TR-F301 | 14 | 7 | 1’46.028 | |
8 | 3 | 神晴也 | Albirex-RT | 東名TB14F3 2020 | 14 | 8 | 1’46.490 | |
9 | 5 | 入山翔 | Albirex-RT | 東名TB14F3 2020 | 14 | 9 | 1’46.880 | |
10 | 13 | M | 吉田基良 | B-MAX ENGINEERING | スピースA41 | 14 | 12 | 1’49.717 |
R | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON SFL | スピースA41 | 14 | 10 | 1’46.893 |
R | 10 | M | 植田正幸 | Rnsports320 | スピースA41 | 2 | 11 | 1’47.854 |
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM’S 320) 1’45.495 9/14