HRCテストライダーの長島哲太、MotoGP第16戦日本GPにワイルドカード参戦決定

2022年9月2日(金)13時14分 AUTOSPORT web

 9月2日、株式会社ホンダ・レーシングは9月23〜25日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されるMotoGP第16戦日本GPに長島哲太をワイルドカード参戦させると発表した。


 ロードレース選手権ではMoto2に参戦していた長島は、2019年第11戦オーストリアGPで初のポールポジションを獲得。2020年には開幕戦カタールGPで優勝、第2戦スペインGPで2位表彰台に上る活躍を見せたがこのシーズンでシートを失った。

2020年MotoGP第1戦カタールGP Moto2クラス:表彰台で優勝トロフィーを掲げる長島哲太(Red Bull KTM Ajo)


 そして、2021年からHRCのテストライダーとして、MotoGPマシンのRC213VやSBKマシン、鈴鹿8耐マシンのCBR1000RR-Rをテストしてきた。

SBK仕様のホンダCBR1000RR-Rをテストする長島哲太


 2022年も同活動を続けながら、全日本ロードレース選手権ではTN45 with MotoUP Racing TeamのオーナーとしてST600クラスに羽田太河と西村硝を走らせ、FIM MiniGPジャパンシリーズの運営を行ってきた。


 そんななか、鈴鹿8耐にTeam HRCから参戦することになり、見事ポールポジション、そして優勝を奪取した。そして今回、MotoGP日本GPでMotoGPクラスにTeam HRCからワイルドカード参戦することが決まった。長島がMotoGPクラスに参戦するのはこれが初めてとなる。

2022鈴鹿8耐総合優勝を飾ったTeam HRC(イケル・レクオーナ/長島哲太/高橋巧)


■長島哲太
「子供の頃からの夢であった最高峰のMotoGPクラスへ参戦することになりました。ワイルドカードで1戦だけですが、自分の実力を発揮して、チャンスをくれたHRCには結果で応えたいです。鈴鹿8耐ではテストからレースウイークを通して、思い通りの展開となり優勝することができたので、この良い流れを日本GPに繋げていきます」


「今年、HRCのテストライダーとして開発テストをする中で、ライダーとしてのスキルも向上したと感じているので、今の長島哲太の走りを皆さんに見ていただきたいです。精一杯頑張りますので、サーキットに来れる人もTV観戦の人も、ぜひ応援お願いします」

ホンダRC213Vに乗る長島哲太/鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー

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