元G大阪ファン・ウィジョが英2部移籍か。ノッティンガムで出番なし

2023年9月2日(土)4時41分 FOOTBALL TRIBE

ファン・ウィジョ 写真:Getty Images

 元ガンバ大阪所属選手の韓国代表FWファン・ウィジョは、プレミアリーグ(イングランド1部)ノッティンガム・フォレストからノリッジ・シティへのレンタル移籍に近づいているようだ。


 同選手は昨年8月にフランス2部ジロンダン・ボルドーからノッティンガムへ完全移籍。ノッティンガムではプレーせず、オリンピアコスへ1年レンタルにより加入したが、今季序盤から不振に喘ぎ昨年10月下旬以降は全試合でベンチ外。今年2月にオリンピアコスとのレンタル契約を打ち切り、FCソウルへ加入していた。


 そして今年6月にFCソウルへのレンタル移籍期間が満了を迎えると、ノッティンガムのプレシーズントレーニングに合流。練習試合でゴールを決めるなどアピールしていたが、今季ここまで出番なし。先月30日開催のEFLカップ(リーグカップ戦)2回戦でも90分間ベンチから戦況を見つめていた。


 ノッティンガムで厳しい立場に置かれているファン・ウィジョだが、イングランドの移籍市場最終日になってノリッジ移籍の可能性が浮上している。


 英紙『テレグラフ』の報道によると、ノリッジ所属のアメリカ代表FWジョシュ・サージェントが先月26日のイングランド2部リーグ戦で足首の靭帯を痛めて、前半途中で交代。数カ月間戦列を離れる可能性もあることから、ノリッジは緊急補強の必要性に迫られているという。


 またサージェントにかわるストライカーとして、ヴェネツィアFC所属FWヨエル・ポーヤンパロやボーンマス所属FWジャマル・ローの名前が挙がっていたが、獲得にむけた動きは見られないとのこと。移籍市場最終日になってファン・ウィジョの獲得交渉を進めているようだ。


 ノリッジは2021/22シーズンのプレミアリーグで最下位に終わり、2部へ降格。昨季は2部で13位に終わっていたが、今季はサージェントの3試合連続ゴールもあり、3勝1分と好スタートを切っている。

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